連載
湧いてきてしまう固定観念に対して、自由度を高く持ち続けたい
2024/12/12
一冊の本に出会うことは、新しい扉をひらくこと。たとえば頭や心にもやもやと霧がかかっているようなとき、世界の未知の側面に手を伸ばしたいとき、旅に出たとき、いつもは歩かない街に行ってみたいなとふと思ったとき……。そんなとき、本屋を訪れてみるのはいかがでしょう?
この記事では、me and youがおすすめしたい本屋さんをご紹介します。me and youが出版している小さな本を取り扱ってくださっている独立系の書店を中心に、自分の意思でお店を立ち上げたり、心地よい方法を日々工夫しながら、その土地に根づいた場所づくりを行っているお店たち。つくり手の表情が見える本屋は、そこに集まった人たちが想いや考えを交換したり、学びあうような場になったりしていることも。訪れればきっと、さまざまな形の居心地のよさに出会えるような本屋たちです。
今回は、大阪・北浜でFOLK old book storeを営む吉村祥さんに言葉を寄せていただきました。記事の最後には、『あの本屋に行こう』のGoogle Mapも埋め込んでいるので、お散歩や旅のおともにぜひご活用くださいね。
1.どんなことを大切にしている本屋ですか?
油断するとすぐに「こうじゃないと」と固定観念が湧いてきてしまうので、自由度を高く持ち続けたいです。
2.選書のこだわりは?
世間で注目されていること、お客様からのお問い合わせ、自分の興味のあることの3つの射程での仕入れを心がけています。
3.お店の空間のこだわりは?
宝探しのわくわく感が出るように、一目で何があるかわからないようにしたいと思っています。
4.「わたしとあなた」というテーマで、おすすめしたい本を1冊教えてください。
『肝腎』(発行:FOLK old book store/2021年)
様々なジャンルの100人に、自身の血肉になっている本を2冊ずつ紹介してもらいまとめた一冊。
子どもの頃の思い出など、ものすごく個人的な思いがつまったブックレビュー本になっています。
ひとの個人的な思いに触れることで隣人に思いを馳せ、自分にとって「肝腎」はどの本かなと考えるきっかけにも。
🚶♀️本屋を訪れてみよう
me and youがご紹介したい本屋を地図にまとめました。
FOLK old book storeさんのほか、全国の本屋を都度更新していきますので、おでかけのお供にチェックしてみてくださいね。
漫画誌『キーホルダー』展 in 花森書林
日時:12月5日(木)〜12月16日(月)
※火・水曜日は休み
会場:花森書林
漫画誌『キーホルダー』展、神戸の花森書林さんへ巡回です。
『キーホルダー』の原画(原稿)や描きおろし原画をぜひご覧ください!
各作家さんのグッズも色々あります。
参加作家:
スケラッコ
黒木雅巳
カシワイ
奥田亜紀子
花原史樹
イベント情報
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