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知らない人との距離/me and you’s eye

知らない人と何気ない雑談ができることの尊さ(竹中万季)

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知らない人との距離

春の終わりから夏のはじめ、友人の結婚式に参加するためにロンドンへ行きました。1年前にも訪れ、学生時代から何度か訪れている、私にとっては身近に感じる場所でもあるロンドン。今回はほかの国や都市には行かずに同じ場所で過ごしたので、昔からの友人に会ったり、ホームパーティに参加したり、結婚式で俳句を読むなかなかない経験をしたり(新郎からのオファー!)、新しい人と出会ったり、知らないバンドのライブを見たり、のんびり生活するように過ごせたのがよかったです。

この場所に行くたびに、知らない人と何気ない雑談ができることの尊さを感じます。ちょっと目が合って微笑む、なにかが起きていそうだったら躊躇わずに声をかける、エレベーターに居合わせたら気が利いた言葉をかけられる。数日で馴染んで、「知らない人との感じって、これでいいんだよな」と実感しながらも、東京に戻ると数日で東京なりの距離感に戻っていく。不思議。

日本に帰る前日、MOTH CLUBというライブハウスで観たアーティストMR BEALEがかっこよくて気になって、ライブ後にだらだらビールを飲んでいたときに横にいた彼女にすごくよかったと話しかけたら、「今度日本に行こうと思ってる」と教えてもらってうれしかった。別にこれは東京でも行っていいはずのコミュニケーション。私は閉じすぎで、もっと開いていいのかもしれないな。

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