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冊子を買う習慣/me and you’s eye

身近な場所から輪を広げることを(野村由芽)

 
 
 

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個人的なことから社会や世界のことまで、自分の速度で感じ、考え、生きていくために。好きなものを好きでいる自分を忘れることなく、深刻さも喜びもどちらも受けとめながらやっていけるように。

冊子を買う習慣

街を歩いているときに『ビッグイシュー』の販売員の方に出会ったら、冊子を買うようにしています。この習慣は同居人の影響ですが、とてもいいと思ったので。最近はだいたい新宿南口で買うことが多く、一方的に販売員さんの顔を存じ上げることになり、会えるとうれしい気持ちになります。

好きなのは「ホームレス人生相談」の連載。“昔の曲、子どもに「古いよ」と言われます”という質問に対して、回答者の方が子どもの頃に好きだったアニメの主題歌(その号がちょうど手元になくてうろ覚えですが)などを回想している様子には、ひとりの人間の実感のこもった人生がのっていて、しみじみと読みました。

最近だと、『銀河鉄道の夜』を漫画化したますむらひろしさんのポストカードのおまけがかわいかった。寺尾紗穂さんが表紙の号は、ホームレス状態にある人たちの存在や、かれらが抱える貧困等の問題を知ってもらうために寺尾さんが発起人となった『りんりんフェス山谷 vol.13』で買い求めました。身近な場所から輪を広げることを続けている人に敬意を抱き、自分なりにできることを考えます。(野村由芽)

『ビッグイシュー』

雑誌『ビッグイシュー日本版』は市民が市民自身で仕事、「働く場」をつくる試みです。2003年9月、質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。

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