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Homecomingsが編み直す、優しさの中にある抵抗と、強い意志。「寂しいまま、手を取り合えたらいい」

ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』主題歌“knit”。二人体制になって初めて発表した曲を囲んで

誰かと共に生きていくことは、変化と向き合い続けることでもある。その変化には、ときに寂しさも伴います。けれど、これまで編んできたものの前で少し立ち止まり、編み直してみることを選んだ先に、また新しい景色が見えることがあるのかもしれません。

石川での出会いから、京都、そして東京へ。高校時代から20年もの月日を共に重ねてきた、Homecomingsの福富優樹さんと畳野彩加さん。ベースの福田穂那美さんが“卒業”し、「二人になってもバンドを続けるか」問い直す期間を経てふたたび歩み出す道を選んだ二人が、新体制として初めて発表した楽曲が“knit”です。

恋愛や関係性を描いたドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の主題歌でもあるこの曲は、いま二人が向き合っている「編み直す」というバンドのあり方そのものを描いた作品でもあります。ささやかな光を辿りながら前に進んでいく気持ちが伝わってくるこの曲には、彼らがずっと大切にしているという「優しさ」と「寂しさ」が詰まっていました。

学生時代の出会いの記憶、故郷・石川県での震災を経て見つめ直したこと、意志をもって自分たちなりに歩み続ける現在。そして、二人が紡いできた特別な関係について、たっぷり伺いました。

「とりあえず一緒に近くにおろうか」。東京に出てきて以来、同じ町に住んできた

―二人は石田成美さん(Dr)と福田穂那美さん(Ba)が卒業されたときにInstagramに手紙のようなメッセージを書かれていましたよね。それらを読むたびに、Homecomingsの関係性の特別さを感じています。二人体制になって、今改めてどんなふうに感じられているか伺いたいです。

福富:二人になることは去年の春先に決まったので、この一年は準備しながら過ごしていました。もともと僕と彩加さんとほな(福田穂那美)は同じ町に住んでいたので、暮らしの中で思い出す方が多いかもしれない。ほなは今、この町に住んでないので。まだ二人体制でライブはできてないからバンドとしての実感はあまりなくて、生活としての実感が多い感じがしますね。ほなが家を退去するときは3人で集まったよね。

畳野:ダンボールだらけの部屋で、3人でコーヒー飲んで。

福富:会ったのはそれが最後かな。かなり寂しいですね。東京に出てきてからずっと、彩加さんとほながいる町に住んでいたから。特にこの1月は彩加さんがくるりのツアーでいないときがあったので、「この町に一人だ」って感じていました。

左から福富優樹さん、畳野彩加さん(Homecomings)

―近くに住んでいてもあんまり会わないこともあるじゃないですか。でもHomecomingsはよく一緒に遊んでいるし、バンドでありながらそれを超えた関係性があるんだろうなと感じます。全員ずっと同じ場所に住んでいるんですか?

福富:僕とほなは東京に出てきたタイミングが一緒で。もう家を探すのめんどくさいな、と初めは破れかぶれな感じで僕もほなも同じ町に住みだしました。その前に彩加さんは東京に出てきていて、もともと違う町に住んでいたんです。でも、僕らが引っ越してきてすぐコロナ禍になって、それから彩加さんがちょこちょこ遊びに来るようになって。郊外寄りで自然の多い町なので、いいねとなって彩加さんもこの町に住むようになりました。それまではもうちょっとコンクリートっぽいところに住んでたよね?

畳野:当時は池袋らへんで。京都からいきなり池袋らへんに住んだらギャップがあって、もうちょっと安心したいなって思っていました。コロナで身近なところに知り合いがいないのも不安で。だからもう引っ越しちゃえと思って、引っ越しました。

福富:とりあえず一緒に近くにおろうか、みたいな感じだったですね。

―物理的に近くにいる心強さってありますよね。みんなで集まったときにはどんな話をしていますか?

福富:本当に他愛のない話しかしてないです。Qoo10のメガ割りがどうとか、そういう話(笑)。あのアニメ見たとか、あれ読んだとか、目の前にあるご飯の話とか。なんとなくずっとだらーっと一緒にいる。ころころ話題が変わっていく感じで。

20年前、高校時代に出会った二人。「ライブを見に来てほしい」「MDに音楽をいっぱい入れてきてほしい」

―福富さんと畳野さんは高校時代から同級生ですよね。二人が知り合ってからは、何年経ったんですか?

畳野:今35歳の年で。16歳の頃からだから……。

福富:20年くらい?

畳野:え、本当に。

―長い。畳野さんと初めて会ったときは、どんな印象でしたか?

福富:最初からめっちゃおしゃれな人っていうイメージでした。

畳野:制服だから(笑)。

福富:いやいや、制服の着こなし。オーラというか。

畳野:たまたまですよ。お姉ちゃんと同じ高校で、お古を着てたから。新品の制服ってサイズが大きくて、糊がかかってる感じがあるじゃないですか。スカートをお姉ちゃんが短くしていて、そのせいで若干の違いが出てただけで。

福富:彩加さんは学園ドラマに出てくる人みたいなイメージでしたね。かっこいいなと思った。全然違う校区から来ていたんですよね。僕らはもうちょい田舎っていうか。

―話しかけたときのことも覚えている?

畳野:「ライブを見に来てほしい」が最初じゃないかな?

福富:クラスの中で二言三言話したことはあったと思うんですけど、ちゃんと喋ったことはほとんどなかったな。当時、僕はBEAT CRUSADERSとLUNKHEADのコピーをやってて、ギターボーカルで。ライブに見に来てってクラスのみんなに言ったら、みんなで来てくれました。そういえばコンクールのようなライブで、採点表に「全体的にピッチが甘い」って書かれていたんですよね。当時、ピッチって何かわからへんからテンポが速いんやと思って、ドラムの子に「ピッチが安定しないらしいよ」って言ったんですけど、後から聞いたらボーカルの音程のことでした……(笑)。見に来てくれていた中でも彩加さんだけは反応が大きくて、「バンドってかっこいい!」みたいな感じで。

畳野:いやいや、盛ってる盛ってる(笑)。

福富:俺はそれがきっかけで彩加さんと音楽について話すようになったのが最初だったイメージやけど。彩加さんの視点ではどうなの? 20年を経て、紐解こう。

畳野:バンドというものに触れるのがそのとき初めてだったというのは事実で。昔からピアノもしていたし、そのあと合唱団にも入って音楽自体はすごく身近にあったけど、バンドというものにまずは衝撃を受けました。中学生の頃から女バレ(女子バレー)をやってたけれど、高校入ったらネットの高さが高くなって「無理だな、レギュラー取れない」って思っていたのもあって、女バレをやめてバンドの方にシフトしました。

―畳野さんから見た福富さんは、どんな印象だったんですか?

福富:たしかに。どんな印象だったんですか?

畳野:最初は、クラスの中でもうるさいなって思っていて。

福富:おしゃれじゃなかった? 髪型アシンメトリーだったけど(笑)。

畳野:(笑)。こっちの校区にはいない、見たこともない感じでした。

福富:彩加さんのところは、ヤンキーがかっこいいとされる校区やった。僕のところはみんなで一緒にくるりを聴くような中学で。野球部もくるりが好きでした。ヤンキーはほとんどいなかったし、難しい言葉を使って喋るのが流行っていて、嫌な意味じゃなくてスノッブな感じというか。小さい町なんですけど、海と山と図書館しかなくて、みんな図書館で本読むのが当たり前になっていて。彩加さんのところは観光地っぽいというか、でっかいゲームセンターとかショッピングモールもあるやん。ハイカラなイメージがあったよね。

―二人はMD交換もしていたそうですね。

福富:最初、「MDに音楽をいっぱい入れてきてほしい」って言われて、くるりとかスピッツとかを入れて。僕からしたら当時の彩加さんは真綿のように吸収しているイメージだった。刺激に前のめりで。

畳野:そのときの衝撃はすごく大きかったですね。スピッツも有名曲しか知らなかったし、初めて聴いた銀杏BOYZやマキシマム・ザ・ホルモンも「こんな音楽、聴いていいのかな?」って衝撃がありました。

「こんな人と一緒にバンドができたらいいやろな」。何年一緒にいても毎回感動している

―それから高校生の頃に一緒にバンドを始めることになったんですよね。

福富:初めは彩加さんからギターを始めたいと言われてギターを教えていて、高校生も出れるThe Beatlesをカバーするライブがあったので、それに出ようとなって。僕はバンドで出て、彩加さんはソロの弾き語りで出ることになりました。僕たちは“All You Need Is Love”をレゲエでカバーした曲をやって「シーン」ってなって、それはビートルズマニアの人たちが「けしからん」って思うような「シーン」やったんですよ。でも、彩加さんが一人でアコギで“Let It Be”を歌ったときは、本当に感動してる「シーン」が起きて。僕もめっちゃ感動しました。そこから一緒にやろうか、ってなったんやな。

野村(me and you):畳野さんはもともと合唱で歌っていたということですが、時を経てバンドで歌いたい気持ちはどう温まっていったんですか?

畳野:将来、音楽で何かしたいとかはまったく考えてなかったんですけど、ピアノよりは歌う方が好きだと思って合唱団に入ったんですよ。みんなで一緒に何かの曲を歌うのがすごく楽しかったんです。それで、一緒にバンドをやろうとなったときに、トミーじゃなくて私が歌うってなって。

福富:僕からしたら、こんな人と一緒にバンドができたらいいやろな、という気持ちがあった気がします。それくらい、彩加さんの歌が衝撃的だったことを覚えているな。

―前に私たちが企画しているイベントに畳野さんにソロで出ていただいたときにも、福富さんがお客さんとして聴きに来てくれて。そのときも、「演奏しているときはなかなか彩加さんの声を聴けないから」って話していましたよね。

福富:今でもすごく好きで、何年一緒にいても毎回感動しています。それは”Let It Be”から自分たちでつくった曲に変わっただけで。彩加さんが参加したくるりのツアーもありましたけど、自分が演奏しているとき以外に彩加さんの声を聞く機会がどんどん増えていくのはうれしいですね。

―そのくらい長く一緒にいて、バンド仲間であり友達という関係がずっと変わらず今も続いている中で、お互いに変わったと感じる部分もありますか?

畳野:トミーはだいぶ柔らかくなった気がします。バンドを始めてからしばらくは「自分!」って感じで尖っていた。最近は特に、いろんな本を読んだり、BROTHER SUN SISTER MOONの(惠)愛由ちゃんとか、Laura day romanceの(井上)花月ちゃんとか新しい友達と出会ったりして、どんどん変わっていったと思います。

福富:高校生の頃は、変な勘違いをしていたというか。自分が一番映画観ていて、一番音楽詳しいって思っているような感じでしたから。「俺が一番先にPerfume見つけたんだよ」と言ってました。

畳野:ずっと言ってたな、それ(笑)。

福富:でも、そういう勘違いは、京都に出た瞬間になくなった気がするな。大学に入ってHomecomingsを結成する前から、京都メトロというクラブに遊びに行くようになって、同世代のバンド友達がいっぱい増えて。ハードコアシーンの考え方に触れたのも大きかったですね。僕はodd eyesのライブを観たときに「もう一回ちゃんとバンドをやろう」と思ったくらい。ハードコアパンクのカルチャーって、どこか映画や本の中のもの、海外のものというイメージだったんですけど、そうした考え方や実践の仕方に生で触れて、一番詳しいとかそういうのは関係ないことに気づきました。

―それはどういった気づきがあったのでしょうか?

福富:京都という町自体、映画館とレコード屋さんと本屋さんとおいしいごはん屋さんとライブハウスがたくさんあって、それぞれがなんとなく繋がって混ざり合った空気があって。それを辿っていった先にあったのがハードコアシーンだったんです。ハードコアといっても、インディ・ポップもダンスミュージックもパンクもエモもフォークもヒップホップもあって、上も下もなくて。自分が本とか映画の中でしか観てこなかった光景に実際に触れて、良い意味でショックを受けました。

そこではいろんなものがフラットというか。フロアライブだから物理的な目線も同じだし、さっきまで演奏していた人たちが次の瞬間にお客さんになるような観客と演者の境目も曖昧な空間で、みんな音楽を楽しんでいる。よく行っていたイベントでは、誰かが持ってきたCDやDVD、本とかを自由に借りられるブースがあって、「次来たときに返してね」みたいな感じで。音楽だけではなくいろんなカルチャーの境目がない雰囲気に本当に影響を受けました。

海と田んぼに囲まれた小さな町で、「誰もこんな音楽聴いてないだろう」「これを聴いてたらクールだろう」みたいな気持ちで音楽を聴いていたときの、本質とはちょっとずれたところにあるスノッブ感みたいなものがやっと取り払われた感じがしたんです。もちろん、背伸びして聴いていた音楽から得たものも大きくて、自分の血肉になっているので、悪い聴き方だったという話ではないんですけど、なにかから解き放たれたくらいのカルチャーショックだったんです。京都は大学の町でもあるので、もしかしたら自分と同じように小さな町でカルチャーに触れてきた人たちが集まっていたのかもしれないですよね。みんな同じなんや、って思える友達にもたくさん出会えたし、同じようでちょっとずつ違うよね、みたいな感覚もすごく大切だったなと思います。

―大学3年の頃に新歓ライブに出るために福富さんがメンバーを集めて、そこから4人でHomecomingsを始めたんですよね。そこからさらにいろんな出会いがあったと思うんですけど、記憶に残っているバンドはありますか?

福富:京都に来て、海外のアーティストのライブを観に行けるのがまず一番うれしくて、とにかくライブにめっちゃ行ってたよね。でも、結局ずっと心に残ってるのは、シャムキャッツとか日本のインディーロックに触れたことだった気がするな。大学2年生の頃からHomecomingsを始めて精一杯になっていたときに、フロアで話したり、福岡にツアーに行くときに一緒に呼んでくれたりしたのがうれしくて。今でもそのときの記憶が蘇ってくる感じがする。

畳野:大学に入ってからは、Homecomings以外にもいろんなジャンルのバンドを組んでいて。大学の図書館にCDをレンタルできるスペースがあって、そこでTortoiseとかSea and Cakeとかを借りて聴いたりしてたな。

福富:石川のブックオフでは出会えないものに出会ったよね。

畳野:CDだけじゃなくて、映画もね。ほながよく観ていて、おすすめを教えてもらっていました。授業の空き時間に観たりして、あの時間はかなり濃かったです。

―反対に福富さんから見て、畳野さんは変わった部分はありますか?

福富:彩加さんはどんどん変わっていく人っていうイメージです。最近フィジカルトレーニングし始めてからもめっちゃ変わったなって。

―フィジカルトレーニング。筋トレとかですか?

畳野:パーソナルジムに週一で通うようになって。ムキムキになりたくて。もともと体を動かすことがすごく好きで、達成感フェチだから「よし、やった!」ってことが自分の自信に変わっていく感じを実感していて。「ジム行ってるし」ってちょっと強気になれる。私は基本的に何に対しても自信がないんです。全部に緊張するし、「自分なんて」って思ってるタイプだったので、やっている事実があるとちょっとでも堂々と歩けるというか。

ーここまでやったから自分を許してあげようとか。

畳野:そうそう。大丈夫、って思える一個の要素として通っています。

福富:それが歌にも表れているというか、またもう一段上がった感じがした。

畳野:あとはメンタルがすごく保たれるようになってる。去年の5月ぐらいから通い始めたからまだ1年経ってないんですけど、自分に自信が持てるってこういうことなんだとわかるというか。もともとはめちゃめちゃ飽き性だけど、ジムはこれからもずっと続けていくだろうな。自分の生活にすごくフィットしてるから。

もしHomecomingsをやめるとしたら、音楽は続けないという気がする

野村(me and you):福富さんは「高校生の頃は自分が一番音楽を知ってると思っていた」と話していて、畳野さんからは、福富さんは昔はもっと「自分!」という感じで尖っていたという話がありました。けれどその頃から、歌に関しては畳野さんにやってほしいと思ってたんですよね。Instagramにも「僕は彩加さんがやるなら(音楽を)死ぬまで絶対やる」と書いていて、畳野さんという他者に対する心の預け方のようなものが、とても心に残りました。

福富:僕は小学生のときからずっと「いつかバンドをやりたい」と思っていたし、ちっちゃいときからずっと言ってたことが今叶っている感じなので、音楽をやめるという選択肢はなかったんです。それと同時に、Homecomingsをやるにあたって、絶対に彩加さんがいないと、とも思っていて。でも例えばHomecomingsが終わったとして、新しく音楽を始めるかって言われたら、そうでもないような気もしてるんです。彩加さんと一緒にやっていることに僕はかなり意味がある気がするんですよね。不思議な感覚というか。

畳野:ああ、たしかに。私もHomecomingsをやめるとしたら、音楽は続けないっていう選択肢しかないと思う。

福富:なんやろうな。ちっちゃいときから自分の人生を俯瞰で見ているところがあるんですけど、「Homecomingsをやるという人生でした」って感じがちょっとしているのかもな。やめて違うことをやるのは違う気がするな。

畳野:去年、二人になってもまだバンドとして続けるかどうかを考える期間がずっとあって、「彩加さんが決めてくれたらいいよ」ってずっと言われていて。初めは「委ねんなよ」って気持ちもあったんです、実は。でも、大学生の頃だったら、トミーは「絶対、俺はやるから」みたいな言い方をしたと思うんですけど、私に決定権をくれたのは小さな変化の結果なのかなと思って。だから一人で考える期間をもらえて、ゆっくり自分のこととして考えられたのはありがたかったです。きっと、待つのはめっちゃ不安だったと思うので。

福富:生活のすべてを捨てて音楽に向き合うのは、僕はあんまり好きじゃなくて。「アーティストだからいろんなものを捨てています」ではなく、めちゃくちゃな人生を送っているからつくれるものでもなく、普通に暮らしがあったうえでものをつくりたいんですよね。だからお互いのために、時間をつくりました。

―何か重要な決定が必要なときに、どちらかが決めてしまったり、気づくと決まったりしてる状態になることも多いですよね。待つというのは難しいことでもあると思います。

福富:やるかやらへんか本当にわからへんかったけど、やりたくないのに続けるのは違う気がするというか。彩加さんがやりたくないんやったらやらない方がいいと思うんで、委ねるしかなかった感じではあったんですね。別にどうなっても暮らしていけるだろうって楽観視しているわけでもなくて、かなり不安ではありました。Homecomingsをやめたとしたら、その後何をするのかは考えられへんかった。もう東京いる意味もなくなるし、全部捨ててアメリカとか行こうかな、とか思ってました。そんなふうに考えるほどだったけれど、彩加さんから、続けるって言われて。

畳野:7月くらいにね。

「何度でも編んで、解いて、また編むっていうのは、人と人との関係でも言えることだと思って」。“knit”に込めた想い

―そして、二人体制になって初めての楽曲が“knit”ですね。現在放送されているドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』の主題歌として起用されています。

福富:つくり始めたときはほなもいたけれど、リリース時には二人体制で初めての曲になることはわかっていた感じでした。二人体制でのスタートの一歩をどうするか具体的に決めれていなかったので、今泉(力哉)監督から話があってありがたかったです。

―“knit”は福富さんが先に歌詞を書いて、そこに畳野さんが曲をつけていったそうですね。ドラマの脚本をどんな風に受け取り、書いていったのか、伺いたいです。

福富:このドラマの好きなところは、登場人物それぞれに、恋愛とは関係なくなんでもないことや大切なことを話せる相手や場所があるところです。だからそんな温度感を目指して書いていきました。恋愛と距離がある、あるいは恋愛自体をしない、触れたいという気持ちもない、ということも含めて“そこにいる”感覚を形にしたいと思って。作品の中に出てくる視点だけじゃなくて、そこにちゃんと自分の視点を入れたいなと思っています。

『愛がなんだ』(今泉監督による映画)に対して書いた「Cakes」に、“でも恋愛って男女だけのものでもないよね”っていう視点があったように、恋愛とか関係なく、たまに会ったり大事なことを話したりできる存在についても歌いたくて。それを”男女の友情”みたいなものに当てはめるのもなんだか違和感があって、恋愛も性別も関係ないところにあるシスターフッド的な関係のことを考えていました。

―畳野さんは“knit”の歌詞を受け取って、どうでしたか?

畳野:LINEでポンって送られてきて。「最高!」みたいな感じで返信したかな。

福富:今回は書くのに結構時間がかかったんです。『恋せぬふたり』(2022年、NHK総合「よるドラ」で放送)というドラマが好きでそれを見直したり、『AはアセクシュアルのA 「恋愛」から遠く離れて』(著:川野芽生、発行:リトルモア/2025年)を読んだりしました。シスターフッドをテーマに、いろんなジェンダーの人も入れるものを描こうとしていったんですけど、何を描くかを考えるのにすごく時間がかかったのかな。思いつきでやるよりかは、本を読んだりして、考えてから書いていって。普段、歌詞は後で直すにしてもポンって浮かぶことが多かったんですけど、今回は最初の一歩にすごく時間がかかった感じでした。

Homecomings – knit (Official Music Video) / ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』主題歌

―好きという感情自体も、どういう恋愛をするか・しないかも、どんな関係を求めるかも、人によって本当に違いますよね。それこそHomecomingsのメンバーは信頼しあっている特別な関係で、(me and youを運営している)私たちもそうだと思うんですけど、それはまた恋とは違う一つの愛のかたちでもあって。二人が愛や恋について、曲をつくりながら話していたことがあったら聞いてみたいです。

福富:ドラマを観ながら、めっちゃ話しています。

畳野:「あのときはこう思ってたと思う、絶対!」みたいな。

福富:(杉咲)花さん演じる主人公の文菜がいて、(岡山)天音さん演じる小太郎がいて。僕はどっちかっていうと小太郎っぽい。なんかこう……。

畳野:気持ちがわかる?

福富:文菜さんは他の人に惹かれているんですけど、小太郎には一番素を出せている感じがする。でも、二人は付き合わない。異性同士で、恋愛対象同士のジェンダーやけど、何でも話せるからといってそれが恋愛として一番いいパートナーなのかどうかってわからへんし。男女間でも成立するシスターフッドもあるっていうか。でもドラマを見ていて、「何でも話せるし素を出せるなら、付き合ったらいいやん!」って一瞬思いかけちゃったんですよね。そう思っている自分にハッとするというか。

―ドラマを観ながら、意見が異なる部分もありますか?

畳野:そうですね。今泉監督の作品には、考えさせてくれる空白の部分があると思っていて、そこを毎週楽しみにしています。

福富:花さんは昔からインタビューで、「わからないことがすごく大事だと思う」ってずっと言っていて。ドラマの脚本を読んで、今回の作品もそれが出てると思うし、そこは歌詞を書くときに意識した部分でもありました。誰も文菜の本当の気持ちはわからへんけど、わからへんままわかりたいと思っている。「わからない」としておくことは、別に突っぱねることではないって思います。

―“knit”というタイトルについても伺っていきたいです。ドラマの脚本を読んだときに「編み直す」というキーワードが浮かんだそうですね。

福富:ドラマの中で、編んだマフラーを編み直すシーンがちらっと出てくるんですけど、それが自分にとって一番印象に残ったシーンだったんです。何度でも編んで、解いて、また編むっていうのは、人と人との関係でも言えることだと思って。編み直すたびに強くなるとかそういうことじゃなくて、手放すことは諦めじゃないということを描きたいと思いました。

しかも、自分たちにとってはバンドのメンバーが三人から二人になるタイミングで。バンドを組んでから10年以上、編んで模様を広げていく、模様をはっきりさせていくことばっかりやっていた気がしたので、一回解いてまた違うものを描いてもいいし、新しい糸を使ってもいいという気持ちが湧いてきました。それは自分たちのバンドにとってもそうだし、人間関係もやなと思って、テーマにした感じでしたね。

―畳野さんは曲をつくるときにどんなことを考えていましたか? “knit”はまっすぐで静かな強さがある曲だと感じました。すごく小さな光がちらちら光っているような感じがして。

畳野:嬉しいです。ドラマへの書き下ろしなので、そこに寄り添う気持ちももちろんありつつ、二人になってから出す1曲目というのが私の中では大きくて。私たちは大丈夫、って示したい気持ちが大きかった。

前に向いて広がっているイメージがあって、冬から春にかけての寒い時期の強いけどかすかに光が揺れているような感じを目指したい気持ちがありました。最初は「笑い泣きしてる曲をつくろう」って言ってたんですけど、そういうちょっとニコっと笑ってるような感じの曲がつくれたらいいなって。想像してたよりもさらにいい歌詞が送られてきたのが大きくて、それでスムーズに曲ができた気がしますね。

福富:音も「編んでいく」感じをテーマにしています。一箇所しか出てこない音が本当に細かく入ってたりしていて。

畳野:足し引きしてね。これはやりすぎかな、と思ったらやらなかったりとか。ドラムの吉木(諒祐)さんに加えて、ベースとしてBase Ball Bearの関根(史織)さんが今回初めて入ってくれたんですけど、スタジオで合わせるときもそのバランスを二人が担ってくれました。

―ベースやドラムに意志を持って前へと進んでいくようなイメージを感じました。そして高井息吹さんのピアノが、冬のキラッとした光の輝きのようで。

福富:雪を降らせるような。

―うん、雪みたいだなあと思いました。

畳野:そうなんです。この曲にピアノを入れるのは絶対息吹ちゃんだなって思ってて。イメージ通りでした。

福富:弾いてくれた音を、場所を変えて使ったりもしていて。まさに模様を編んでいくような感じで、ここに点を置いたらこの模様に見えるな、みたいに絵を描くようにつくっていった感じです。

優しさも寂しさも。自分たちのやり方で、きっかけとなるような扉を開いていきたい

野村(me and you):Homecomingsの音楽はただ柔らかいだけではなく、生活の中から生まれた確かな感覚や、自分たちはこれを大切にしていくんだという意思があるように感じます。人間が持っている力の一つに、手でつくる行為があると思っているのですが、knit・編むことにおいても、解いてやり直せるところや、糸を触ったときの柔らかさは、現在進行形でさまざまな場所で起きている破壊や戦いに対する一つの抵抗でもあると感じていて。お二人は、世界に対する自身の創作の態度のようなものをどう捉えているのか伺ってみたいです。

福富:自分は根っこにハードコアがあるけれど、ハードコアパンクのやり方ではない方法でどういう風にできるかということを考えていて。もちろん何かを伝えたいときに、旗を掲げることも大きい言葉で言うことも大事やけど、僕はやり方のグラデーションがいっぱいあってほしい。例えば今回であれば、大きいテレビドラマの主題歌であっても自分たちが言いたいことは通すとか、ドラマを観た100人のうちの1人が「アセクシュアルって何だろう」と触れるきっかけになってくれればという思いがあって。柔らかく聞こえたとしても強い意志を持っているし、「なんでもいいから大丈夫」ではないというか。自分たちのやり方で、一つひとつきっかけになるような扉を開いていきたいです。“knit”もどことなく全体的に寂しさがあって、ずっと明るいだけ、温かいだけではない。それは自分たちの表現として強く思っている部分ですね。

畳野:そうですね。優しさと寂しさは、バンドとしてずっとこれからも大事にしていくものでもあると思う。生活の中で感じる小さな感情を拾っていけたらいいなと思っていて。自分たちだから言えることがあるような気はしているし、そこを信じたい気持ちもあります。「こういうバンドもいるんだ」って思ってもらえたら、一番理想ではあります。自分たちの中でNGとしていることは絶対NGだと強く思っている部分が芯にあって、ライブや、曲、Homecomingsという活動すべてにおいて、常に強い意志を持って挑んでる感じがします。

福富:強い意志があるけど、こういうふうに形にすることもできるよ、という一つの方法を見せているというか。一見、そういうバンドに見えない印象もあると思うんです。アゲインストな気持ちでいろんなことやってるけど……。

畳野:自分たちのことがどう伝わっていくのかって、難しいよね。

福富:ジレンマに感じるときもあるけど、ドラマの曲という入り口から入った先で強い思いに気づくっていうのは、一個の形としていいなと思っています。

―Homecomingsはマイノリティに対する差別やジェノサイドに対するNOの姿勢などを、ライブなどを通じてはっきりと掲げていますよね。例えば、こうした話題が会話の中で直接的に出されたときに避けてしまう人もいると思うのですが、音楽には違った解き方ができる力があることを感じます。

福富:同じ価値観を共有できるみんなでちゃんと手を取り合っていくこともすごく大事だと思います。同時に、価値観が異なる人に対しても同様に扉を開けておくということを大切にしているかもしれないですね。なんとなく入ってくれて、自分たちが発するコメントなどを読んで「なんだ、こういう人らか」と言って出ていく人もたまにいるけれど、それは恐れず。

―聞きながら、何かを肯定することだけが優しさなのか、ということを考えていて。優しさの中には抵抗する姿勢も含まれていると受け取るけれど、うんうんと同調したり、何も言わない、穏やかな印象こそが優しさだと感じる人もいるのかもしれないですね。

福富:そういうふうに、優しさの解釈が違うと思うときもありますよね。でも例えば、政治的な立ち位置や思ってることが真逆の人がライブに来ることも否定したくないです。差別に反対することは自分にとって当たり前のように正しいことだと思ってるけど、それでもちゃんと入り口を開いておきたい。難しい話ですけどね。

―自分の考えを尊重することと他者の考えを尊重することは両立することだと信じているのですが、時に軋轢となることが多いと思います。そのうえで、『New Neighbors』と『see you, frail angel. sea adore you.』は、自分と社会・他者というものに異なる角度から光を当てているアルバムだというのがおもしろいなと思っていて。

福富:『New Neighbors』は外があって自分があることのより外側を考えた、バンドの姿勢を打ち出したアルバムです。例えば“US / アス”は、アライであることなども含めて自分たちのステートメントになっているような歌詞で、彩加さんや友達、聴いてくれている人も含めた「自分たち」の曲です。『see you〜』をつくったきっかけは震災(能登半島地震)だったんですけど、自分のことを歌にしてるというか、相手がいることはあんまり想定せずにつくった感じで。自分の中にある自分みたいな、イマジナリーフレンド的なもののケアを描いたアルバムです。でも、どっちも優しさについて歌っていて。

二つのアルバムは「外に向いている自分」と「中にいる自分」が対になっているけれど、結局同じことっていうか、外があって中がある、他者があるから自分があるということに帰結していく。結果的にめっちゃエヴァンゲリオンと同じことになっちゃって。

畳野:好きやな、エヴァンゲリオン。

Homecomings“US / アス”MV。アルバム『New Neighbors』より

―畳野さんは、自分のケアや他者のケアについてどんなことを考えながら二つのアルバムをつくっていましたか?

畳野:そうですね。『New Neighbors』は“US / アス”っていう曲がテーマとして大きくあったんですけど、一方で『see you〜』はトミーが自分自身のことをアルバムにしたいという強い意思があったからこそできたアルバムでもありました。でも、つくっているときに私もトミーも震災のことが大きくあって。その場所にその時いたわけではないけれど、知っている場所が震災でなくなったり、被害が出たりしていました。SNSを見ていて、それぞれの人の思いに対する違和感がちょっとだけあって、その思いを共有していたからこそ『see you〜』ができた感じがあります。

―お二人は石川県出身で、能登震災は生まれ育った風景がある場所だと思います。感じていた違和感について、差し支えなければ伺いたいです。

福富:彩加さんも実家に帰れなくなっていたし、本当にいろいろなことがあって。僕の実家は避難するエリアにもなっていました。それまでも震災はあって、そのたびに自分たちはちゃんと考えているつもりでいたけど、初めて自分事になったみたいな感覚があって。そのときに、ずっと連絡を取っていなかった人だったり知らない人からSNSなどで「大丈夫ですか?」「心配です」という言葉が来て、なんて返せばいいんだろうとなってしまって。全然悪いこととは思わないし、今まで自分も同じようにやってきたんですけど。

畳野:励ましはありがたい気持ちもあるんです。でも、大丈夫ではないじゃないですか。だから、聞かれたくない気持ちになっちゃって。言わないといけない状況がそのときの自分にとってすごく難しかったというか。

福富:でも、それは優しさでもあって。

畳野:そうそう。本当に心配して連絡くれた人たちがいっぱいいたんです。でも、本当に親しい人ならわかるんですけど、そうでないと距離感を感じちゃって。

福富:でも、被災地を思うことは絶対悪いことではなく、必要なことだと思うから、むしろ自分に変な影みたいなものが落ちちゃったことがショックやったところもあって、それがアルバムをつくるきっかけになりました。歌詞や音像はこういう感じでいきたいというのがあったけれど、そこの感覚を彩加さんと共有できていたのが大きかったです。

畳野:そうですね、あの空の色とか、荒い日本海の感じとか、その景色が私の中にも入ってるから、その景色さえわかっていればつくれる、みたいな。あの景色が震災で崩れてしまったのかな、もう見れないのかなとか、そういう気持ちを曲に落とし込めたのは大きかった。

Homecomings“angel near you”MV。アルバム『see you, frail angel. sea adore you.』より

福富:『New Neighbors』はポジティブな感情がきっかけになっていたけれど、『see you〜』は真逆のスタートだったと感じる。結局、どちらも自分個人のことと社会のこととの関係性みたいな感じだけれど。

野村(me and you):二つのアルバムが裏表だという話を聞いて、さっき畳野さんが話していた、優しさと寂しさという話を思い出しました。優しくしたい気持ちがあっても、それだけだと時に相手に暴力的に届いてしまうこともある。でも寂しさのほう、例えば「取り残される」とか「馴染めない」といった感情も持ち合わせていれば、もう少しだけわかり合えるかもしれないと思うことがあります。暖かい光だけじゃなくて、誰の中にも寂しさがあるということにも目を向けているのは、Homecomingsが伝わっていく一つの理由でもあるなと感じますが、「寂しさ」について考えていることがあれば伺いたいです。

福富:もともとは寂しさがルサンチマン的なものになってしまう音楽をいっぱい見てきました。自分が音楽を聞き始めたときはそれがかっこいいと感じる部分もあったけど、すごく嫌になってしまったんです。そうした寂しさみたいなものが女性嫌悪にすり替わったりして、僕が今大事にしているフェミニズム的な感覚と乖離してるものもいっぱいあります。

銀杏BOYZはちゃんとそれに今向き合っているのがすごいなと思って。ルサンチマン的な表現からスタートしてるけど、そこに折り合いをつけていくのがめっちゃかっこいいから、今でもすごく好きなんです。銀杏BOYZに“人間”っていう曲があって、「戦争反対戦争反対 とりあえず 戦争反対って言ってりゃあいいんだろう」っていう歌詞があるんですけど、この間ライブを観に行ったときに、その歌詞を変えて最後まで「戦争反対」って言い切って終わってて、ずっと好きでいられる感じがしたというか。変化してるのがすごいなと思いました。

―優しさも寂しさも、それだけを煮詰めると誰かへの攻撃になっていくこともあるというか。両方あるということが大事なのかもしれない。

福富:「自分の隣になんで誰もいないのだろう」という寂しさをみんなが抱えているとしたら、それをわかりやすく燃料にして形にしたほうが力強い表現になるかもしれないですけど、自分はそうはしたくないな。

畳野:バンドとしての存在も曲も、距離感を大事にしたいし、寄り添っていたいなと思う。それに、寂しくなりたくて曲を聴くのもありだと思うし。私は寂しい気持ちをそのままにして、もっと寂しくなりたくて寂しい曲を聴くことも結構あります。毎日あるじゃないですか、寂しさって。そういうちっちゃな寂しさを持っていることって、すごく大切な感情というか。

福富:その感情を塗りつぶすように生きていくのではなくて。

畳野:寂しさを抱えたまま、気持ちを変えるために映画観に行こうとか。寂しさがきっかけとなって、何かがポジティブに動くようになったらいい。そういう気持ちがあるかもしれないです。

―感情としてそのまま置いておくということを、Homecomingsはとても大切にしているんだろうなと思いました。

福富:そうですね。みんなで手を取り合ってるからもう寂しくないよねっていうわけじゃなくて、寂しいまま、手を取り合えたらいいなと思います。

Homecomings

メンバーは畳野彩加(Vo./Gt.)、福富優樹(Gt.)。

これまで台湾やイギリスなどでの海外ツアーや、5度に渡る「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演など、2012年の結成から精力的に活動を展開。日々の喪失感を柔らかい優しさで包む畳野彩加の歌声。日常を壊れそうなほど淡く描写していくリリック。コーラスやギターの響きを目の覚めるような彩りに変える演奏。インディ、エモ、シューゲイザー、ポップスの間を率直に進みながら、聴く人の心の彼方まで届く音楽によって、オーディエンスから深く信頼されている。

2018年に映画『リズと青い鳥』、2019年には映画『愛がなんだ』の主題歌を担当。
2023年にはTVアニメ『君は放課後インソムニア』の主題歌を担当したほか、数多くのCMソングを手掛ける。

2021年春IRORI Recordsよりメジャーデビュー。
2024年11月にMajor 3rd ALBUM『see you, frail angel. sea adore you.』をリリース。
2026年2月から全国ツアー「I’m not ok. you’re not ok. and that’s ok.」を開催、5月14日には東京・新代田FEVERにて追加公演を開催する。

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『knit』

2026年1月14日(水)配信リリース
日本テレビ水曜ドラマ『冬のなんかさ、春のなんかね』主題歌

recording member
drums: 吉木 諒祐(The Novembers)
bass: 関根史織(Base Ball Bear)
piano: 高井息吹

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