2022年10月30日(日)の日記/川越祐子
フツーのお母さん。
なんていないんだな、どこにも。
おとといの夜は蟹ブックスへ。鳥羽和久さんの新刊を購入。このところ考え続けていることへの答えがあった気がしたのに、もう頭のなかから消えてしまった。まだ本当の意味ではわかっていないのだろう。
トークショー。ショウじゃないか。人の言葉に耳を傾ける人のまなざしがとても好きだ。質問者へ向けるまなざしのやさしさになんだかウルッとする。あの若者が、まとまらない自分の気持ちを打ち明けられる場所があってよかったと思うし、私もその場所に立ち会えてよかったと思う。後ろの席で彼の後頭部を見ながら、幸せであれと願う。それが何になるわけでもないけれど。
JINのシングル曲、MVを観ていたら胸がキュッとなった。Moon、Jamais VuそしてThe Astronaut。同じ宇宙でお互いの引力に影響し合う私たち。輝く人が眩しくて自分がつまらないと感じたら、その光源は自分であるということに気づいて。まなざしは光。