佐野「ベランダにちょっとバルコニーがあれば菜園もできますよね」
鈴木「部屋で観葉植物は育ててるんですけど、庭には憧れます。
ファッショニスタとしても知られているSHINeeのKEYくんは、2021年に韓国で長ネギの価格が高騰した際に、家庭菜園でネギを育てているのがニュースになりました。料理をすることは、看板番組でもファンには知られていたんですが、生活があるということを改めて感じるエピソードだったんですよね。物少なめでクリーンな部屋で、ネギを育てるっていう生活感と、どうにも結びつきにくいシンプルさなんですけど、その部屋でネギキムチなんかも作ってるのかな……とか想像しました。
ソウルに行く前に、部屋の植物は、東京にいる弟に面倒をお願いする予定です」
佐野「三ヶ月いなくなるんですもんね」
鈴木「そうなんですよ。以前長期的に自宅を離れた際に、さっき話題にした、『大豆田』の話を一緒にしていた友人に見てもらったこともありました。佐野さんは植物は育ててますか?」
佐野「今の家にはないんですけど、実は今、小さな小さな家を建てていて。そこに小さなテラスと玄関脇とかに小さな菜園スペースを作って育てたいなと思っています。家を建てている区では、面積に応じて木を何本立たなきゃいけないとか緑化の決まりがあるけど、ちょっと助成金も出るんですよ。それを使って、実がなる樹を植えようかなと。お酒が好きなんで、すだちとかサワーに入れられるようなものも育てたいなと思ってます。
あとローズマリーとかハーブや、野菜で、ちょっとだけ欲しいのに買うと高いものや、そんなにいらんねんみたいな量のものってあるじゃないですか? そういうものを育てようかな、と」
鈴木「ローズマリーとか、スーパーで数束入って1パック200円くらいしますよね。料理しながら鉢からハーブをパッと採って、パッと入れる、みたいなのっていいですよね」
佐野「ちょっとでいいんですよ」
鈴木「2021年にNHKの『趣味の園芸』に、氷川きよしさんでKiinaのほうの、きーさんが出てて、おもしろかったんですね。柑橘を育てる回のときに、育てるのが難しいと知りました」
佐野「けっこう匂いが強いので、毛虫とか寄ってきちゃんうんですよね。あと、鳥がつついたり」
鈴木「庭っていうことは1階に作るんですよね? そしたらいろいろ寄ってきそうですよね」
佐野「そうなんですよ。カラスとか呼んじゃうと、それはそれで困る。今そこはプロに、どこでどういう風に何を育てれば大丈夫か? とか、太陽の向きでこの植物は大丈夫かどうか? っていうのを来てもらって、見てもらおうと思ってます。家族が美術関係の仕事をしていて、造園にも触れることがあるので詳しくて。
本当は猫を飼いたいんですけど、家族が猫アレルギー持ってるし、犬は散歩しなきゃいけないしで、子どもと犬の両方の世話はちょっと厳しいなと思って。だから、植物を育てたいなって、ずっと思ってました」
鈴木「自分が構わなくても、放っておいても大丈夫な何か・誰かってことですよね」
佐野「そう思うとやっぱり植物。花が咲いたときに季節を感じられるとか、ちょっと毎日成長が見られるのがいいですよね。
この仕事をしてると季節を感じられるのが撮影のときぐらいなので、忘れがちなんですよね。インスタでフォローしてる友人たちもママになっていく人がどんどん増えて、子どもと行事ごとをやったりしているのを見て、『私の生活に今まで季節やら行事やらがなかったな』って思ったんですよ。
今1年、妊娠と出産で仕事セーブしてる時期で、『うん、そろそろ雛祭りか……』と、初めて季節の行事とかに意識が向いています。冬至のかぼちゃとか。これからはちょっとだけでもそういうことをやっていこうと思って、その1歩として、植物は移り変わりが感じられていいなって思っています。
ドラマの宣伝以外で、まじでこんなお酒飲んだりして話してるような雑談をしていていいんだろうかって思ってます(笑)」
鈴木「わたしは楽しんでるので大丈夫です(笑)! 」