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声のポスト

人それぞれの自由の形。あなたにとってのFree your mindって?40人の声(後編)

「小さな逃げ道をつくる」「無理に自分を好きになろうなんてしなくていい」

言葉にならない違和感が生まれるきっかけになったできごとや、社会に存在する問題まで、ひとつの「問い」を立てて、公募を含めたさまざまな人の声を集める「声のポスト」の企画。複数の声から、それぞれの思いや語りが同時に存在する社会そのものを見つめていきます。

あなたにとって、「自由」とは何ですか? me and youはクリーンビューティブランド7NaNaturalとコラボレーションして、少しでも自由に生きていけるあり方をそれぞれの持ち場で探る20名に加え、公募でもさまざまな方から「Free your mind」をテーマに声を集めました。ジェンダーやセクシュアリティ、環境や政治や宗教、どんな表現をするか、母であることなど、社会や自分自身のなかにある固定観念に向き合いながら、自由について考える計40名の声をお届けします。

🤍あなたにとっての「Free your mind」って?
1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?
2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?
3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?
4.世の中の「こうあるべき」によって不自由さを感じたことはある?
5.自分が特に縛られていると感じる、世の中の「こうあるべき」は?
6.何が変わったら、「こうあるべき」に縛られない?

※質問1〜3は記述式、4〜6は選択式。

🤍公募で声を寄せてくださった方々

前編
aiさん燈里さん飯嶋藍子さん出雲にっきさん小川莉歩さんgrrrdenさんぐりこさん古墳さんしずくさんJuliさん

後編
DesireさんtomokoさんNanakoさん日比楽那さんぽんこたさんmitsuamiさんめいびいさん由衣さん雪さん吉井さん

他にも、たくさんの方に声を寄せていただきました。この場を借りて、大切な声を届けてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

後編では、質問1〜3に対して回答いただいた声のうち、20名の声をお届け。「小さな逃げ道をつくること」「大好きな監督の新作を、絶望の先を救ってくれた人の新曲を、あの言葉やシーンや歌の意味がまた違って響く瞬間を、あの人に還元できる自分を、まだ見ぬ煌めく世界の秘密を、知ることができるかもしれないということを、忘れないでいる」などの言葉が集まりました。

絶対に人には見せられない自分がいることって、かなり自分を守ってくれるし自由だなと思う

たなかみさきさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

善悪の白黒をはっきりと分けるように話している時です。
自分が話しているときに、その考えは固定観念なのか、信念やこだわりなのかわからなくなることがあります。その違いは実は紙一重なのかもしれないな……というのを自分の話をする割合が多い会話の時はいつも考えてしまいます。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

人に見せない日記を書いている時です。
絶対に人には見せられない自分がいることって、かなり自分を守ってくれるし自由だなと思います。
制作の前のちょいアウトプットとしても役に立っています。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

自分の恥ずかしい所や苦手なことを人に話していくことで自分の失敗や、後悔が少しずつ解放されて固定観念に囚われすぎなくなっていくような気がします。
反省や後悔を背負っていくことももちろん大切だし、基本的にはそう生きていくしかないのかもしれないな……とも思いますが、大切な人たちと会話して許したり許されたりを繰り返すと自分が少しはマシな人間に思えて、自分のことを大切に心地よくいてあげられるように思います。

たなかみさき

1992年生まれ 
人物のやり取りや、日常生活を描くイラストレーター
現在J-WAVE「midnight chime」のラジオパーソナリティとしても活動中。

「どうせできない/してはいけない」という思い込みがほぐされたとき、ふと「あ、昨日までより今日のほうがより自由だな」と感じる

戸田真琴さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

環境を見直そうとするとき、住む場所や働き方について、疑いもせずに「(今いる)東京に住み続ける」という前提で考えているとき、固定観念に縛られているなと感じます。口では「○○(場所)に住みたい」などと当たり前に言うのにも関わらず、結局は大きな環境変化をリアルには選択肢に入れなかったり。理想を実現するにはさまざまなルート、様々な方法があるはずなのにも関わらず、「自分はこういう環境でこういう人生を歩むだろう」という思い込みは強固で、いつの間にか自分の選択肢を自分で狭めているのかもしれない、と考え込んでしまうことがあります。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

「やってはいけないこと」が減っていくとき、自由だな、と感じます。
この「やってはいけないこと」は、「どうせ私なんかにはできない/してはいけない」とこれまで世の中の風潮や他者からの言葉によって思わされていた事柄のことです。子どもの頃下手だと笑われたからやらないようにしていたことを、大人になって習い事にしていちから練習してみたり、あるいは親しい人に「下手でもいいよ」と言われてなんだか肩の力が抜けたりと、「どうせできない/してはいけない」という思い込みがほぐされたとき、ふと「あ、昨日までより今日のほうがより自由だな」と感じることがあります。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

小さな逃げ道をつくること。
自分らしくいすぎると成り立たない仕事や環境に身を置くときは、無関心な人にはバレない程度の、小さな自分らしさを隠し持つようにしています。なるべくプレーンなヘアメイクをしなければならない日は髪でかくれるピアスだけ自分らしいものを選ぶとか、かばんの中に一匹ちいさなぬいぐるみを連れてくるとか、ペディキュアだけ自分の好きな色にしておくとか、休憩中に友達にくだらないラインを送るとか。ほんの少しだけ自由な自分を隠し持っていると、気持ちが楽になることがあります。

戸田真琴

セクシー女優・文筆家・映画監督。写真集に「The Light always says.」(幻光社)、著書に『あなたの孤独は美しい』(竹書房)、『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても』(KADOKAWA)、監督作に映画「永遠が通り過ぎていく」がある。
 作品のディレクションや衣装スタイリング、Podcast、小説の執筆など活動は多岐にわたる。2022年8月29日に最新写真集『神画』(主婦の友インフォス)をリリース。

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恐怖や不安から一時的にでも解放される瞬間は、「守られている」「代わりに闘ってくれる」と感じられるとき

中里虎鉄さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

好きな人がいるときに、自分が纏いたい容姿ではなく、相手のセクシュアリティの対象となる性別に見られるような容姿を作ってしまうとき(ヘテロ男性の場合、女性に見えるように。ゲイ男性の場合、男性に見えるように)。自分が自分であることで愛されるべきだと信じつつ、体現できない瞬間もある。僕のなかには、男性らしさも女性らしさも定義付けていないのに、社会がそれらを根強く保持し続けているのを知っているから、時々そこに自分を当てはめようとしてしまう。その日によって自分がどうありたいかなんて変わるのに。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

「自由とは恐怖を感じずに生きられるということ」1960年代に活躍した歌手ニーナ・シモンの言葉。まさに僕にとっての自由は、これだった。クィアとして生きる僕は、日頃恐怖や不安を抱えながら生きている。友達と遊びに行くときも、気になる人とデートをするときも、男女二元論が色濃く残るこの社会や公共デザイン、コミュニケーションに毎回傷つき、存在を消された気分になる。無防備な状態で外に出ることは、危険だと感じているのだ。そんな恐怖や不安から一時的にでも解放される瞬間は、「守られている」「代わりに闘ってくれる」と感じられるとき。その瞬間に、コミュニティに、自由を感じる。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

知識をつけるために、本を読み、人の話を聞き、歴史を学ぶ。知識が僕自身を救い、僕の周りにいる大切な人を救う。そしてあらゆる課題の根本には政治があるということに気づける。政治に関心を向け、投票に行くことや、社会運動をすることは、自分が心地よくいられるための方法。ただ、闘い続けることはとてもしんどいし、打ち拉がれることが何度も起きる。そしたら一旦やめて、大好きな友達とビール片手に韓国料理を食べに行く。楽しんでいいし、美味しいものを食べてもいい、お酒を飲みすぎて二日酔いで何もできない日があってもいい。だって僕らは毎日よく頑張ってるもん。

中里虎鉄

1996年、東京生まれのフォトグラファー、エディター。肩書きにとらわれず多方面に表現し続けたいノンバイナリーギャル(They/Them)。2020年に雑誌『IWAKAN』を立ち上げ、その後独立しフリーランスで活動している。

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自分の意思で「私」もしくは「誰か」のために時間と体力を使うことを決められる状態

haru.さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

学生時代から仕事をしてきたので、自分の年齢や性別を意識せざるを得ないことがたくさんありました。若い女性だからこんな失礼なことを言ってくるのかな、とか。それらしくふるまったり装うほうがその場ではやりやすいとわかっていても、引っ張られないようになるべく自分の感情や 「こうしたい」という気持ちを優先させてきました。固定観念から必死で逃げてきたというほうが感覚的に近いかもしれません。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

自分の意思で「私」もしくは「誰か」のために時間と体力を使うことを決められる状態。 もっと簡単に言うと、自分にとって大切なものをわかっていることなのかなと思います。これも私の今いる環境が恵まれているからにすぎないので、それをふまえて何をしていきたいのか考えたいです。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

比べるのは過去の自分だけ。これは高校時代、ドイツに留学していたときに得た一番の心得な気がします。こう思えるようになるまでにはたくさんたくさん他人と比較したし、自分の見た目や能力、感情さえも否定する時期もありました。 昨日よりも、1ヶ月前よりも、1年前よりも、きっといい自分になっていたい。私の人生の主人公は私しかいないのだから。

haru.

1995年生まれ、東京在住。学生時代に同世代のアーティスト達とインディペンデント雑誌HIGH(er)magazineを編集長として創刊。2019年に株式会社HUGを立ち上げ、仲間とともに働き方を模索中。「自分たちに正直でいること」をものづくりのモットーに掲げる。

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固定観念に縛られている人が多数派の空間にいるときは固定観念に縛られているように感じてしまうことが多い

平山潤さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

固定観念に縛られている人が多数派の空間にいるときは固定観念に縛られているように感じてしまうことが多いです。一緒にいる人によって言動を変えてしまう自分にいつもモヤモヤしてます……。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

友達と遊んでいる時に、一緒にいる人たち全員が安心して楽しんでいる状態の時に、自由を感じている気がします。自分だけでなく相手も自由であることがセットでありたいです。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

自分の中で心地悪いことがあったら、一人で考える→友達に相談する→あまり普段会わない人や知らない人に会ってみる→そしてまた一人で考える。悩みに応じてどの人に会うべきか変化するし、自然とその時のどの人に会うべきか自分で選べるようになってきている気がします。人と会うとその時に読むべき本や見るべき映画、行くべき場所なども見えてくることが多いです。あとは好きな人と美味しいものを食べることで心に余裕を持たせます。

平山潤

NEUT MEDIA株式会社 代表 / NEUT Magazine編集長
1992年神奈川県相模原市生まれ。成蹊大学卒。大学在学中、米カリフォルニア州に1年間留学し、「日米の若者の社会問題への関心の差」や「アジア人差別」を体験する。大学卒業後、ウェブメディア『Be inspired!』の立ち上げから参加し、編集長を経て、現在は2018年10月に『Be inspired!』からリニューアルした『NEUT Magazine(ニュートマガジン)』の創刊編集長を務める。本誌では“Make Extreme Neutral” を掲げ、世間で<エクストリーム>だと思われるようなトピック・人に光を当て、より多くの人に「先入観に縛られない<ニュートラル >な視点」を届けられるよう活動中。

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心が健康であり、わくわくしたり思考したりできる状態

前田エマさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

何かを選択するときに、理由を考えてしまっているとき。
誰になんて説明しようか、考えてしまっているとき。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

心が健康であり、わくわくしたり思考したりできる状態。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

寝る。良い時も、悪い時も、ひとまず寝る。良い時はちょっと客観的になれるし、悪い時は少し大丈夫になるから。

前田エマ

1992年神奈川県生まれ。東京造形大学卒業。モデル、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたり、エッセイやコラムの執筆も行う。著書に小説集『動物になる日』(ちいさいミシマ社)がある。

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キャンバスの中ではいつも自由だと感じています。ただ自由すぎると今度は絵がなかなか完成しない

松井えり菜さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

息子のために「良い母」でいようとする時に既存の枠にハマりたがる傾向がありました。
自分自身が画家の母というマイナーな存在にも関わらず、「良い母」という枠組みに無理やり当てはめてしまい私自身を見失ってしまっていたのだと思います。
こういったことをテーマにした展示を先日行い、ステートメントにも書きました。

「よくいつ絵は完成したと思いますか? と質問される。
私は、絵画は“額”に入れることで急激に完成するような感覚がある。
これまで迷いのある未完成の作品も額にはめることで完成された作品として扱われて
いくシーンに何回も居合わせたことがあるからかもしれない。額という枠にはそんな力
があると、私は盲目的に信じていた。
半年前から、子供の発語が少ないことを保健所から指摘され何の疑いもなく言葉の
教室に通わせるようになった。
しかし、あることをきっかけに教室に通わせているという型にはめることで自分の育児
を正当化していたことに気づいてしまった。
画家の母親であるというマイノリティの中にいながら世間一般的な母親という大枠の
マジョリティに擬態したいと無意識的に考え、画家という世間でいうはみだしものであ
るにも関わらず、その型にはまることで私自身のバランスを保っていたのだ。
そうであるならここから変えていかなければならない! と決意しながらも、今日も曖昧
になる線を縁取るように私は枠にはまっている。
この展示は、私の作家活動と日々の生活の内省である」
(「ウーパールーパーバルーンズin東京芸術劇場」ステートメントより)

人それぞれの自由の形。あなたにとってのFree your mindって?40人の声(後編)

photo by Kei Miyajima

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

キャンバスの中ではいつも自由だと感じています。ただ自由すぎると今度は絵がなかなか完成しないのでその塩梅を見極めることがいつも難しいと思っています。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

人に喜んでもらうのが嬉しくて、これが美味しい! 行きたい! 楽しかった! というものやことを見つけてしまったら過剰に繰り返してしまう傾向があります(笑)。
私自身は生姜焼き定食が気に入ったらずっと生姜焼き定食が食べ続けれる人間なので……。

松井えり菜

1984年岡山県生まれ。松井にとって、自画像はコミュニケーションツールであり最も身近なモチーフである。
デビュー時より自画像表現の可能性の模索を続け、近年は直接的に顔を描写する表現に留まらず、幼少期に油絵に触れるきっかけとなった西洋画と少女漫画をコマ割りで繋ぎ合わせる「古典回帰」シリーズ、今を生きる女性の感情を可視化する「層」を描いた「レイヤー」シリーズ、自身の分身ともいえる「ウーパールーパー」シリーズなど幅広く制作に取り組んでいる。
主な展覧会に「J’en reve」(カルティエ現代美術館、2005)、「松井えり菜~大原美術館をおもちゃ箱に」(大原美術館、2012)、「ROAD SWEET ROAD」(クンストラーハウスベタニエン、2013)、「高橋コレクションミラーニューロン」(東京オペラシティアートギャラリー、2014)、「顔の惑星」(鹿児島県霧島アートの森、2016)、「令和おとぎ草子 桃太郎 KAMISHI By 松井えり菜」(岡山県立美術館、2020)など国内外で精力的に活動している。

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無理に自己肯定感を高めようとしなくたっていい、無理に自分を好きになろうなんてしなくていい

Marin

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

基本的に私は小さい頃から今も、周りの人がこうだから私もこうしないと‼︎ とか世間はこうだから私もそうしないと‼︎ とか思うことが本当になく意識もせずに生きてきました。
けれどそんなわたしでも19歳で妊娠した時はあまりのスピードで身体が変化することについていけず私はどうなってしまうんだろう⁇ 変わった姿の自分を今まで通り好きでいれるのか⁇ と戸惑い不安になりお風呂の鏡に映る変わった自分の姿を見て大泣きした事がありました。
きっと妊娠した多くの方々が私と同じような経験があるのではないかと思います。
でもなぜだろう⁇ なぜ妊娠線ができることがネガティブなイメージなの⁇ なぜ大きなお腹から産後元のお腹に戻れるのか心配する必要があるの⁇ なぜ荒れた肌やシミが増えた肌をみて落ち込まなくていけないの⁇ なぜ妊娠してるうちから産後ダイエットと検索しなくてはいけないの⁇ 私たちはお腹の中にもう一つの命を授かり守り育てるという素晴らしい奇跡の時間を過ごしているのに。
この世の中の美しくある事が全てで産後は産後ダイエットをしなくてはいけないみたいなその雰囲気や圧力に縛られていたのだと思う。
だからその時に初めてああ完全に世間によって作り上げられたこの概念に縛られているなと。
だからこそ私は妊娠や出産を経験する方々にその期間の生活や、その時にしか味わうことのできない時間をリラックスし楽しんでほしいと心の底から思う。
あなた達はもうじゅうぶんに美しいんだよ。
あなた達はとっても素晴らしい神秘的な時間を過ごしているんだよ。そのままでいいんだよ。と伝えたい。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

私は私であるということ。
私はまりんという人間であること。
私はまりんという女性であるということ。
私は息子にとってみみという母であること。
1人の人間であり、女性であり、母であり、まりんである。いろんな私がいる。

神経質で心配性で潔癖症でネガティブなのも私。
大雑把でハキハキしててよく笑い愛に溢れポジティブでいるのも私。

普段は自分が口にする物が何から作られるのか気にするし無添加なクリーンな食生活を送るけれどたまにはなーんにも気にせずに食べたいと思った物を食べるのも私。

普段はヨガをして筋トレをしてと健康な体作りをするけれどたまにはお昼まで寝てダラダラゴロゴロぼーっと携帯をいじってるのも私。

月の30日は部屋着で化粧もせず髪もボサボサで外に出ちゃうけど月1回くらいは誰よりもめかしこんで好きな服をきてルンルンで外に出るのも私。

何だって自分が好きな事を自分が気持ちよく過ごせる事を選択する自由があるの。
周りの意見、周りの雰囲気、周りの圧力なんかで自分の選択を変える必要はない。
自分の気持ちがリラックスできる選択、自分がときめいたりワクワクできる選択、自分に余裕をもてる選択をしていいんだよ。

自分が自分でいられる。それが自由。
みんなお互いを理解しよう。
みんなお互いを尊敬しあおう。
みんなで自由を作ろうよ。全ての人に自由を。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

美味しいものを食べる=無添加で身体に良い体が気持ち良く過ごせる食べ物を選択する。
はたまた、外食などのびのびと食事をする。

運動する=ヨガやストレッチで不調をみたり不調を改善したりする。
筋トレで汗をかいたりさらなる筋力アップや筋力の維持をする。

おしゃれをしてキメキメで写真を撮って自分を表現する。
はたまた、おしゃれをしないで過ごすことも。

愛する家族や友達と過ごす=気疲れすることのないありのままでいれる人と過ごす。
けれどもより一層、大切にする、愛する、思いやる気持ちを持ち続ける。

そのままの自分を認めること。
自分はどんな時にうれしく、どんな事が嫌いでどんな時に腹を立て、どんな事に悲しむのかを知る。
無理に自己肯定感を高めようとしなくたっていい、無理に自分を好きになろうなんてしなくていい。
自分がどんな人間なのかを知り、そのままの自分を認めてあげよう。
みんな人には優しくできるんだからみんな自分にも優しくしよう。

そして夜は考え事はしないで!
夜はポジティブ人間でもなんか考え過ぎちゃうからさ。夜は寝よう!

がんばりすぎないでいいんだよ。
もうみんなじゅうぶんがんばってるんだよ。
身体にも心にも余裕を持たせてあげよう。

みんな自分の事になるとついつい厳しくなっちゃうからさ。
人に優しくするみたいに自分にも優しく接してあげてみて。たまには自分のことも甘やかしてみてよ。

Marin

Yes❤︎ I am cool mom💕
みんなに愛とリスペクトそしてパワーを💕

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女子サッカー界に【メンズ】といったカテゴリーがあったからこそ、そこに自分の居場所があった

ミュータントウェーブさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

ないですね。
ただそう思えるのは、僕たちが縛られずにいられている理由があるからだと思います。 それは、女子サッカー界で生きてきた事に答えがある気がします。 女子サッカー界はジェンダーにとても寛容な世界だと感じています。 その一つに【メンズ】と言う言葉が存在していました。
それは男性を指す言葉ではありません。 トランスジェンダー男性もそうだしボーイッシュな子もそうだし、これと言って決まった定義はなく、そうでありたいならそうでいられるくらい自由な定義なんですよね。【メンズ】といったカテゴリーがあったからこそ、そこに自分の居場所があったんだと思います。 そういった安心した場所があって、自分らしく居られたからこそ固定観念に縛られることがないのかなって思います。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

言われたことをやるのではなく、自分達で選択肢を用意できること。またそこから自由に選択できること。かなって思います。一人一人思っている事があるはずなのに、人に決められるってなんか窮屈じゃないですか(笑)?

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

本当に1人だけで過ごせる空間をつくります。本当に1人だけの空間をつくるって難しいんですよね。どこに行ってもだいたい人っているし、スマホがあれば人と連絡とれるし、SNSでも色んな人の意見を目にしちゃいますからね。だからそういったもの全てをシャットアウトして、本当に1人だけの空間をつくります。そうすると本当に自分の声が聞こえきたりするんですよ。あーちょっと頑張りすぎてたなぁーとか。本当の自分はこう思っていたんだとか。そうやって浄化されて心地よくなってまた頑張れるんですよ。

ミュータントウェーブ

僕達ミュータントウェーブは、あさひ・おおちゃん・まさの3人組YouTuberです。性格の全く違う3人ですが、全員 に共通するところがあります。それは「元なでしこリーグ女子サッカー選手で、今は男性として生きている」ところ。
LGBTだとか関係なしに、「人はみんな違ってみんないいよね」という、ある意味当然のことを考えていただくきっかけになりたいと思ってます。みんなで楽しめる、学べるを意識して楽しくYouTube配信をしています!

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心を束縛されないために、自分自身に誇りを持つこと

脇田あすかさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

他人に対して、ろくに話もしていないのに、苦手なタイプの人だなと思い込み、心を閉ざしてしまうことがよくある。人にはそれぞれの個の考え方や性格があって、それは年齢や性別、趣向によってひとくくりに思い込んではいけない、というのは頭ではわかっているのだけど、勝手にこの人はこういうタイプの人間だ、と思い込みで割り振りをして、分かり合おうともせずに避けてしまう。踏み込んで無駄に傷つきたくないからという防御の心からくるものでもあるし、どうせ理解出来ないからと見下すような攻撃的な心も確かにあって……いつまでも子供のようで恥ずかしいのだけれど。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

心を束縛されないために、自分自身に誇りを持つこと。誰かに抑圧されて希望が叶わなくても、自分のせいにしたり、不用意に傷ついたりしないように。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

仕事はもちろん友達や親など、全ての人からの連絡を無視して、毛布の中でぼんやりしているとき、あぁ自由だなと感じる(だいたい我慢できず、夜になってゆっくり返事を返すのだけど)。今は誰とでも簡単に繋がれて、それは素晴らしいことでもあるけど、常に誰かの声を聞いてあげなければならないってことでもあると思う。すごく疲れてしまう。自分のためだけの時間を、あるいは目の前にいる人との時間を第一に過ごす時間をきちんと確保すること。見えないものに拘束されないようにする。

脇田あすか

グラフィックデザイナー・アートディレクター。1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科大学院を修了後、コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してデザインで携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。また個人でもアートブックやスカーフなどの作品を制作・発表をしている。’19年に作品集「HAPPENING」出版。

☕️あなたにとってのFree your mindって? ここからは公募で声を届けてくれた方々☕️

☕️あなたにとってのFree your mindって? ここからは公募で声を届けてくれた方々☕️

☕️あなたにとってのFree your mindって? ここからは公募で声を届けてくれた方々☕️

☕️あなたにとってのFree your mindって? ここからは公募で声を届けてくれた方々☕️

公募の方々には、ニックネームを必須で、住んでいる地域、年齢、性別(女性・男性・その他)を任意でご回答いただきました。

「すべての人と上手くいかなくても大丈夫。ありのままのあなたを愛してくれる人たちは他に沢山いるよ」と自分にリマインドする

Desireさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

成人しているからと自分の行動を大人らしくしようと制限してしまうとき。
本当は小さな子供の様に歌ってスキップしていたいのに、周りにジャッジされるのを恐れてそういう自由でハッピーな心を閉じ込めてしまうとき。

外出するときはお化粧をしないときちんとしていない様に見られると思ってしまうとき。本当は素顔の自分も気に入っているのに。

私はこの職業だからこんな行動を取るべき。と思ってしまうとき。

若いのに酒を飲んだりクラブのパーティーで遊ぶのを好まない自分は堅物だと思ってしまう時。夜遊びとかよりお昼にお散歩して可愛いお花を眺めてる方が好きなだけなのに。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

人からの評価を気にせずに行動できるとき。
人前に立つときに、人の目を気にせず自分を貫けたときは心が解放された感覚になった。その時間は自分の中のリミッターが外れていた。
実際友達に「子供の様な表情になっていたよ」と言われたほど。やはり心の状態は顔に出るのですね。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

私の場合は、固定観念に囚われているときは自分を守ろうとしているときが多いです。相手を先入観や固定観念でジャッジして、きっとこの人は私にこんな対応をしてくるに違いないと思い込み、心を閉ざすという形で守りに入ってしまう。

そんな時は「すべての人と上手くいかなくても大丈夫。ありのままのあなたを愛してくれる人たちは他に沢山いるよ」と自分にリマインドする。みんなに注いでもらった愛を思い出す。
恐れには、みんなにもらった愛を鎧に寛大な心で立ち向かう。

Don’t try to predict every fear. Be the observer of the moment and just let the things happen. You don’t have any reason to be scared, you are a strong and beautiful human being. と自分に語りかけ、瞑想する様に心を落ち着かせる。

(Desire・神奈川県・22歳・女性)

固定観念にとらわれてしまっている自分を認めて、「自分伸び代あるな〜」と思うようにしている

tomokoさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

子連れでスーパーに行き子供が床に寝たり駄々をこねた時に、その子供の行動自体は問題だと自分は思っていないにも関わらず、人の目が気になり「しっかり対処しようとしている母親」を演じてしまう。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

家族や友人、組織の中に自分の立場があったとしても精神的に「独立」していること。
共同体を求められるのではなく、個人として尊重される環境。
人生の選択肢を増やすために経済的に自立していること。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

固定観念にとらわれてしまっている自分を認めて、「自分伸び代あるな〜」と思うようにしている。
難しいことだけど、人となるべく比べないようにし、「自分は自分、人は人」の気持ちで過ごす。
自分が自由な気持ちになれる環境を選択する。
良い意味で開き直る。「良い人」で居ようとしない。

(tomoko・福岡県・35歳・女性)

出来る時には固定観念に逆らう行動をする

Nanakoさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

年上の人や先輩と違う意見を言うのを遠慮する時。年上の方、地位のある方を目の前にするとなかなか断れない時。英語が通じなくて心折れそうになる時(失敗するのが恥ずかしいという日本的な感覚)。みんなに優しく、いい人であろうと思う時。脇毛やすね毛を処理している時。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

精神的にも物理的にも何にも誰にも縛られずに自分で選択したことをすること。来週から4週間海外行ってくるねって言うパートナー。ポイントを貯めるためにそのお店を利用するのではなくて、好きな時に好きな場所で好きな物を買うこと。周囲の意見に流されないで自分で考えて決断し、実行していることだと思う。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

出来るだけそのような状況から離れてられる環境を作る。たまに全然違う価値観のものに触れて中和させる。自分のせいにはしない。出来る時には固定観念に逆らう行動をする。

(Nanako・東京都・30歳・女性)

この夜を思い出すために生き延びようと決めたり、できる状態

日比楽那さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

情報や視線や意識の濁流にのみこまれて、心と体がばらばらになってしまい、自分のままでなにかを選びとることができないとき。鏡に映る赤く染まった自分の髪をなぜか不釣りあいに感じたり、左手の親指の爪にだけ描いたハートが目に入っても浮かなかったり、街なかで恋人とただ手を繋ぐことが困難に感じたり、発声したかった言葉より日記に書いた言葉のほうが多い日があったりしたとき。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

頭で考えるより先に心や体が動く状態。音楽を聴いて手をあげたり踊ったり、映画を観てこのワンショットを胸に刻みこもうと思ったり、ふとそばにあるギターで覚えているいくつかのコードを弾いて歌ったり、大切な人と話しているときに時間が足りないと感じたり、この夜を思い出すために生き延びようと決めたり、できる状態。
または、自分だけの日記のなかではどこまでもどこまでも自由。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

生き延びればきっと、と思うこと。生き延びればきっと、変われる、変えられる、変わらないままでいられるようにもなる。また会えるし、あたらしくも会える。大好きな監督の新作を、絶望の先を救ってくれた人の新曲を、あの言葉やシーンや歌の意味がまた違って響く瞬間を、あの人に還元できる自分を、まだ見ぬ煌めく世界の秘密を、知ることができるかもしれないということを、忘れないでいる。そのために、ときに安らいで、ときに泣き暮らして、ときに薬を飲んで、ときにあなたと話して、ときに書き留めて、ときに写真に移して、ときに学んで、ときに思い出して、ときに想像する。

(日比楽那・東京都・22歳・女性)

今はそれだけでOK! と、“苦しいだけ”の状況ではないと受け入れるようにする

ぽんこたさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

会社では特に、身体上、戸籍上の性である、“女性”としてのしぐさや声、言動、行動を自然と取ってしまう・取らなければと思っている時。でもそう思うこと自体が性別に対する固定観念な気がする。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

何かに集中している時。真っ直ぐに1つを追いかけている時は、何にも縛られない。誰も入れない。自分だけの時間・世界・感覚。それが一番心地よくて、自由を感じる時間。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

自宅だけは自分の好きに飾り・作り・好きに過ごす。私生活で関わる人間関係を選ぶ。不自由な状況の時は、なるべく不自由と感じないためにはどうしたらいいかを考える。出来ないこともあるけれど、少しでも自分らしく居られる要素を入れる。今はそれだけでOK! と、“苦しいだけ”の状況ではないと受け入れるようにする。

(ぽんこた・東京都・37歳・その他)

だれかに(友情とは異なる恋愛というような意味合いで)愛されたり求められたりするべきだ、というような固定観念

mitsuamiさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

自分の存在意義、のようなものをよく自分で問うてしまうのですが、街中で男女ふたりでいる人々を見ると、恋人というようなお付き合いをした経験のない私を比べてしまい、だれからも愛されていない自分は存在意義がないのだと、恋愛している人が優れている、とまでは思ってないつもりなのですが、どこかひとりの自分が劣っているような、親不孝のような、少し質問の意図とずれてしまっているかもしれないのですが、だれかに(友情とは異なる恋愛というような意味合いで)愛されたり求められたりするべきだ、というような固定観念がどこかにずっとあるように思います、その度、そうじゃない自分がとても孤独でさみしく心細いきもちになってしまいますね。
きっとそんなことはないし、実際、大切に思っている同性の友人にも私より年上でひとりで暮らしてる方もいらっしゃるのですが、その方に孤独だなんてことは少しも思わなくて、思わないですし、他人軸で自分の存在意義を感じではならないことはわかっているのですが……どうにも自分に対してはそのような考えが抜けないなあと思います、

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

誰にも迷惑をかけず、傷つけずに、それでも自分のきもちを大切にし続けられること。
でしょうか……少しむずかしかったです。
親に縛られないということも自由だと思いますし、でもその自由で誰かを傷つけていては自由ともちがう勝手というか、そのような気がいたしますし……。

相手を縛ることなく、ただ想い、寄り添い認めること自由ということに繋がっていくのかなと思ったりもしますが、うまく答えになっていないようにも思いますね、引き続き考えたいなと思います◎

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

自分の心地よさをあまり把握できていないなと最近感じています、自分へのご褒美ということばも考えも苦手です……だれかがそのように自分を大切にしようとしているシーンはとても素敵と思います。

でも無意識のうちに、すきなお花を買っていたり、カフェに出かけていたり、大切な友達に会ったり知らずしらずにできているのかなあ……という感じに思います◎

(mitsuami・東京都・28歳・女性)

ありのままの自分(性格・性質)を身の回りの人に話せること

めいびいさん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

同性の友人と異性の友人とで、接し方を変えてしまうことです。異性と接する時は、可愛らしいと感じてもらえるようなそぶりを相手は期待しているんじゃないかと自分の中でも偏見を持ってしまっています。異性に対してざっくばらんな対応を取ったとして、好意を持ってもらえないという不安があることが違和感に感じています。本来の自分とは違う、可愛らしい女性像を演じていることが窮屈に感じています。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

ありのままの自分(性格・性質)を身の回りの人に話せることです。両親の価値観と大きく異なることがあるため、自分の価値観を正々堂々と言えないことが多くあります。話しても、本当に分かってもらえているのか微妙なことが多いです。柔軟性って本当に重要だと思います。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

読書をして様々な価値観を知るようにしています。違う国のこと、文化、人、時代について書かれた本を読むと、これまで自分の知っていた世界が氷山の一角だということが分かりました。いろいろな生き方があるということが読書から学べるため、自分の世界が窮屈に感じている時は、そういった本を読むと心が救われるような気になれます。

(めいびい・茨城県・23歳・女性)

心がざわつく物事は潔く手放す

由衣さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

・子供時代に持ち得た(もしくは反面教師などといって逆説的に植え込まれた)少し捻れた“かっこいい大人像”に無理に自分を押し込めようとする時。きちんと自分を認めてあげられず、ずっと自信が持てないまま思春期を過ごし、今も引きずっている。

・女性は着飾って、異性から選んでもらう立場だと思い込んでいたため、とても自意識過剰な性格になってしまい、人の目が気になって仕方がない時がある。

・政治の話を、個人レベルに落とし込んだり深掘りすることがタブー視された風潮に呑み込まれている時(特に勤めている会社内で)。

・家制度の結束が色濃く、礼を尽くす・義理を果たすみたいな風習(勿論大事なことですが)に縛られて行動することがあります。将来設計にも深く、重く関わってきます。もう少しドライな関係性の方が居心地が良いです。形式儀礼的な贈り物は貢ぎ物のように思えてしまいます。

・個性を殺してまで、周囲からはみ出すことを恐れて右に倣えな行動をついとってしまうことがあります。お陰で自分の意見が見失われがちで、発言が苦手になりました。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

気の合う仲間と、見下すこともされることもなく、同じ目線で、互いがリラックスした状態で会話などできる状態。
音楽や絵画に酔いしれて感性を解放できている状態。
周囲の顔色を気にせず気軽に、少しのわがままを言える状態。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

苦しい、居心地が悪い状態のときは、何でなのか頭の中で問い続ける。それを書き留めて、自分を納得させたり落ち着かせたりする。そんな場所からそっと離れるように努める。冷静に向き合える時が来るのを待つ。
いざというときのエネルギーチャージができるように、自分の気持ちいい場所にも自覚的になって知っておく。
愛着のもてるもの、空間で自分を包むようにしている。心がざわつく物事は潔く手放す。

(由衣・北海道・27歳・女性)

自分が誰かに尊重され、ここにいてほしいと思ってもらえている環境がわたしの自由

雪さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

地方の製造業に勤めています。男性8割の職場で力仕事が主な業務のため、どうしてもできないことが多く何もできない自分に悩みました。そのような環境のなかにいると「女性の私にできることは何か」と考えるようになっていることに気付きました。女性の仕事、男性の仕事と決めつけているのは環境ではなく自分だったのかと恥ずかしくなりました。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

自分勝手に行動することだと数年前まで考えていました。現在は自分が誰かに尊重され、ここにいてほしいと思ってもらえている環境がわたしの自由だと感じています。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

自分で自分の機嫌をとることも、余裕がないと難しく感じてしまうと思います。なのでまずは心身共に体調を整えて、幸せを実感できる自分を日々守ることが必要ではないかと考えています。

(雪・24歳・女性)

私はせめて他人からとやかく言われようがない見えない部分は好きにしたい

吉井さん

1.自分が固定観念に縛られていると感じるときってどんなとき?

内面的には怒っていい場面・怒るべき場面で平静を装ってしまう時、女性は特に笑って受け流すのが女の度量で怒ることがみっともないみたいに教えられて育つからそれがまだ染み込んでるなぁって思う。
外見的には服や靴や鞄あるいは化粧品などを買う時に年相応とか着回しとか世間体などのワードが頭をよぎって自分の楽しさや満足度よりも不特定多数の他人から悪く思われない=周囲から浮かないことを重視して無難な色やデザインの物を選んでしまった時。

2.自分自身にとって「自由である」とはどういう状態だと思う?

一方的な抑圧とか理不尽な暴力に怯えないで過ごせる状態のことかな。

ただ男女の賃金格差が大きくまだまだジェンダーギャップの大きい今の日本で、息を吸うだけでお金がかかる資本主義社会の元で、“自由”に生きるにはものすごーーーーくコストがかかるので、それが叶えられてる人はほんの一握りしかいないんじゃないかな。

私はせめて他人からとやかく言われようがない見えない部分は好きにしたくて、すんごいフリフリでくそ可愛い下着を付けたり、ギランギランのペディキュアとか塗って息継ぎをしてるけど。

3.自分が心地よくあるために、どのように考え、過ごしてる?

私は幸い親がきちんとした教育を受けさせてくれて手堅い専門職に就けたのでコロナ禍でも経済的に安定していて平穏無事に過ごせてるけど、それはとても運がいいことよく知っているので、好きな服を買ったりしててもどこか息苦しくて、小銭を貯めて国境なき医師団に寄付したり、成分献血に行ったりして帳尻を合わせた気になっている。

(吉井・東京都・38歳・女性)

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