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ニュース

永井玲衣さんとてつがく対話をしよう

こんにちは。ゲストをお招きしたclubのイベントのご案内です。

今回は、ききあい考えあう場をひらく永井玲衣さんをお迎えしたてつがく対話を、2025年6月4日(水)19:30〜21:30にZoomで実施します。

永井さんは『水中の哲学者たち』や『世界の適切な保存』などの著作を発表するほか、全国各地でてつがく対話をひらき、生活困窮者の支援の場や、歴史の中で傷をおった土地に赴いての聞き取りをおこなうなど、社会の中で「聞かれにくい」声に耳を傾けることを続けていらっしゃいます。

大きなものにかき消されそうな小さな声に時間をかけて耳を済ませるうちに、個と個の「異なり」や、お互いへの「わからなさ」というものは、より一層浮かび上がってくることがあるかもしれません。それでも、自分と相手は「わかりあえない」で終わらせることなく、そこから始まる希望があるのではないか? と語る永井さんとともに、一人ひとりの声をもちよりながら考える場をもうけたいと思います。

テーマは、当日発表します。me and youが運営するメディア「me and you little magazine」が初めての「特集」を準備しているので、その特集テーマについて、clubのみなさんと当日てつがく対話を通してお話しできたらと考えています。

※本イベントは、me and you club membersのみご参加いただけます。

永井玲衣さん

人びとと考えあい、ききあう場を各地でひらいている。問いを深める哲学対話や、政治や社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。

💚me and you clubとは?

me and you clubは、曖昧さや迷いの過程、一人ひとりにとって心地よい速度を肯定することで、安心して話しはじめられ、信頼できる人が見つかるかもしれないコミュニティです。本や映画の話をしたりDIYを楽しんだりするクラブ活動、日常の違和感や社会問題への気づきを語りはじめるイベントなど、生活も社会も地続きに一人ひとりが思考をめぐらせ、共有しながら、個人的なことと社会的なことについて考え、語る場所。

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me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

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