答えはどちらかじゃなくて、間にある。
これが今日の一番最初に日記帳に書き込んだ言葉だった。
私は極端な考えをしがち。
人間はつまるところ、幸福になるために生きているんだと思う。
でも、自分にとっての幸福が何かを分からないままにいると、心が無駄にくるしくなってしまう。
仕事を辞めようとか、自分がいけないんだとか、極端な考えをしてしまう。
人の頭のなかで考えられることはちいさい。
正解はいつも自分の頭の外にある。
同じ日の日記
GIRLS FIGHT CLUBから33clubへ。集団行動へのコンプレックスが救われて
2024/12/24
毎月更新される、同じ日の日記。離れていても、出会ったことがなくても、さまざまな場所で暮らしているわたしやあなた。その一人ひとりの個人的な記録をここにのこしていきます。2024年8月は、8月19日(月)の日記を集めました。この夏、ブランドディレクターを務めていたGIRLS FIGHT CLUBを33clubとしてリニューアルした、MICOさんの日記です。
答えはどちらかじゃなくて、間にある。
これが今日の一番最初に日記帳に書き込んだ言葉だった。
私は極端な考えをしがち。
人間はつまるところ、幸福になるために生きているんだと思う。
でも、自分にとっての幸福が何かを分からないままにいると、心が無駄にくるしくなってしまう。
仕事を辞めようとか、自分がいけないんだとか、極端な考えをしてしまう。
人の頭のなかで考えられることはちいさい。
正解はいつも自分の頭の外にある。
明後日から、私のブランドの伊勢丹pop upが始まる。
2年前に立ち上げたブランドのリニューアル後初のpop up。
33club(スリースリークラブ)と名付けたこのブランド。
33はラブとクリエイティブを表す数字。
きっと集大成のような大切な居場所になる。
大詰めの準備。がんばろう。
1年半前に初めての伊勢丹pop upを経験した。
その時はまだ仲間が1人しかいなくて、2人であたふたしながら頑張った。
そこから少し時が過ぎ、いまでは2人のチームメイトと、5人ものスタッフの女の子が参加してくれることに。
私のいままでの人生で過ごしたどの1年半よりも濃い1年半を過ごしたという自信がある。
心の成長もすごい。
チームで動く日々は、発見の連続。
私はいまでも学生時代の集団行動にコンプレックスを抱えている。
あの時集団に溶け込めなかったという想いに根深い何かが消えない。
ブランドでたくさんの人と関わるなかで、そのコンプレックスが少しずつ救われていく感覚がある。
この世界には本当に色々な人がいるということ。
自分にとって、好きな人も、嫌いな人も、いるということ。
やっと理解して、受け入れたら前より社会を愛せるようになった。
私はどうやら、成長することに大きな幸せを感じるみたい。
成長するために、もっと知らないものを見て、たくさん行動していきたい。
MICO
2013年 エレクトロポップユニット”ふぇのたす”のボーカルとしてデビュー。2015年 解散。
2016年 リアルなガールズマインドを歌い、演じるソロプロジェクト”SHE IS SUMMER”を発足。2021年 完結。
現在、年齢や性別・言葉の壁を越え繋がりをつくるアクセサリーブランド “ 33club ” のデザイナー/ディレクターを務める。
プロフィール
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