平江マルコ、黄理子、mepi、和田ミリが話す。服を媒介に同世代が生み出すコミュニティ
2024/11/9
愛を込めて生み出されたものが、愛されながら生き続けることを願って、一人ひとりの手元に丁寧に届けるセレクトショップ・SEASON。オーナーである平江マルコさんは、3度のポップアップイベントを経て、2024年春、表参道に小さなスタジオをオープンしました。フェアトレード、アップサイクル、手仕事など、環境や人々に負荷のないものづくりを大切におこなうアーティストたちと生み出す輪は、価値観を共有する人たちの間に、たしかな熱量を持って広がっています。
そんな平江さんが、「お店のはじまりからもっとも細やかにサポートし続けてくれている」と語るのが、スタイリストの和田ミリさん、モデル・ジュエリーデザイナーの黄理子さん、アーティストのmepiさん。今回、me and youのオリジナルグッズをSEASONで販売し、売上をパレスチナ/ガザ支援に寄付する取り組みを機に、四人に座談会をおこなっていただきました。
季節のめぐりのように愛が手渡されていく、人の温度を信じられる柔らかなコミュニティは、どんな一人ひとりのまなざしと、その見つめ合いから生まれているのでしょうか。座談会中にこぼれだした「とりあえず買ってみよう」じゃなくて、「絶対に一緒にこれから生きていこうと思える服に出会える」という言葉。買い物の一つひとつが、自分の心だけでなく、ほかの誰かも満たしえるということ。SEASONによく訪れるという原ちけいさんを聞き手に迎え、SEASONのこれまでとこれからについてお話しいただきました。
─SEASONというお店はどのようなきっかけから始まったんですか?
マルコ:以前働いていた Lamp harajukuの閉店(2022年)がきっかけでした。一生ここで働くぞと思うくらい大好きなお店だったので、なくなることがわかったときの衝撃は大きくて、当時から友人だった(和田)ミリとは大泣きしながらいろいろなことを話しました。そのときは、お店がなくなることへの悲しみというより、Lampのような唯一無二の場所を新しくつくることへの決意で涙が溢れた覚えがあります。
わたしはファッションをやりたいというより、価値観を編集する場所としてセレクトショップという存在を捉えていました。Lampのおかげで生まれた、同世代のクリエイティブに活動している人たちとの繋がりから、「自分でも何か始められるかも」と思い、周りの人に声をかけることから始めて、今に至ってます。
─ミリさんや理子さん、mepiさんとはどのような繋がりが?
マルコ:同世代の仲間たちと繋がる最初のきっかけをくれたのはミリでした。ミリはスタイリストのアシスタント時代に、リースやお客さんとしてLampに通い詰めてくれていて。ミリとは来てくれているうちに段々仲良くなっていて、Lampの2階でコソコソとご飯の約束などをするようになりました(笑)。ミリの友人を紹介してくれたりして、少しずつ輪が広がっていったかな。
ミリ:手作業でつくられている一点ものの服にすごく興味あるんです。世の中にはハイブランドを提案するスタイリストさんもたくさんいらっしゃるけど、わたしはもうちょっと身近な感覚で可愛いと大切に愛でられるようなものを残せたらいいなという気持ちもあって、仕事をしています。LampやSEASONで知った服は、この先ずっと着られる感覚がある。タンスに眠ることがあったとしても、いつかまた思い出して着られるような感じかな。
マルコ:ミリは、まだ大きくなっていないブランドが新しい人に渡っていくことへの喜びを持っている人だと思っていて。SEASONに新しいお客さんが来てくれたことにいつも喜んでくれることが嬉しいです。
ミリ:もともとわたしは映画の衣装担当になりたいと思って文化服装学院に入ったんですけど、今のスタイルに近づいていったのは、アシスタントをした小山田孝司さんに出会った影響が強かった気がする。小山田さんは、一見端っこにいるように見えるブランドにフォーカスしてスタイリングを表現するすごい人。その文脈をわたしも受け継いで、少しずつ変化しています。
SEASONはアイテムがつくられた背景を一つひとつ教えてくれるから、好きになる気持ちが増していくような買い物ができる。「とりあえず買ってみよう」じゃなくて、「絶対に一緒にこれから生きていこう」という気持ちで買えるから、晴れやかな気持ちが自分に染み込んでいくんですよね。
マルコ:取り扱いブランド・TALANTOのデザイナーであり、SEASONのルックのモデルもしてもらっている理子ちゃんとは、実はLampを運営していたH.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)という会社の同期です。彼女はジュエリーを取り扱う店舗で働いていたんですよ。アッシュ・ペーは年度ごとに採用のテーマがあって、わたしたちの代は「SHEROS」というフェミニズムの思想に基づいたキーワードで集められたメンバー。「SHEROS」は「HEROS」に「S」をつけた造語で、「女性のヒーローに手紙を書こう」というアートエキシビジョンの企画から生まれました。スーザン・チャンチオロがSHEROSグッズのビジュアルを手がけていたこともあり、自分がその年に採用試験を受けられることにとても運命を感じました。
理子:新入社員のなかでも、マルちゃんの勢いは当時からすごかったですよ。わたしは当時すでにジュエリーづくりを始めていたから、もし受からなくてもフリーで活動しようと思っていて。1つだけ受けようと思ったアッシュ・ペーにたまたま受かったおかげで、マルちゃんと出会えました。あと、マルちゃん、ミリちゃんとは、中学時代に同じ雑誌『Zipper』に影響を受けていたことが共通していますね。
マルコ・ミリ:わかる……!
理子:わたしはラブリーなパステル系出身で、淡い色合いに羽をまとうような格好で、NE-YOを聴きながらヒップホップのダンス教室に通ってた(笑)。傍目から見たら結構ちぐはぐだったかもしれないけど、外見と中身が全然違うのが面白かった。
マルコ:地元の熊本ではファッションの趣味が近い友達が少なくて、好きな服も買えなかったから、福岡まで行ってSUPER SPINNSなどで買い物をしていました。コートニー・ラブがミューズで、ランジェリーやファーコートに厚底ブーツを合わせて、赤リップで髪の毛をふわふわに巻いて、ロックをやっている女の子みたいなファッションをする青春を楽しんでいました。「塾にそんな格好で行くな」って言われていたけど……。
ミリ:それで塾に通うの最高だね(笑)。
マルコ:でも周りに見られるのが恥ずかしすぎて電車に乗れなくて、バスで街まで通っていた思い出もあります(笑)。
理子:わたしは強い精神を持って電車に乗って街に出てた。3度見されても、「もっと私を見て」って強い気持ちを持ちながら(笑)。
ミリ:SPINNSは当時量産品より古着がメインだったから、わたしも通ってたな。当時流行っていた骨柄タイツを履いて、ポップに寄せたりしていました。あとは地元の愛媛にsoonというとってもいいセレクトショップがあって。そこに出会ったのがファッションの原体験。POTTOや spoken words project、BLESSなどが置いてあって、文化との出会いの衝撃を経験しました。
─mepiさんのファッションの原体験は?
mepi:わたしは沖縄で生まれて、当時はファッションには疎かったけど、幼稚園生ぐらいのときから母に刺繍を教えてもらっていたので、手仕事は好きだったな。あとは場所や用事に合わせてコーディネートを考えるのがずっと好き。
マルコ:mepiちゃんはSEASONのポップアップのウィンドウインスタレーションをするときにエプロンをつけてきたり、山登りに行くときに山の格好に山のバレッタを合わせたりと、シーンごとのファッションをイメージしていて可愛いんですよ。
マルコ:mepiちゃんとの出会いも運命的で、SEASONを始めようと決めた直後、Lampにスーザン・チャンチオロのSHEROSトートバックを買いに来てくれたんです。話しているうちに同世代でものづくりをしていることがわかり、わたしがお店をやろうとしている想いも伝えたらすぐに意気投合して、その日の夜にはミリにも紹介して、みんなでいろんな話をしました。mepiちゃんにはSEASONが発行していた小さなZINEのデザインや、オリジナルのポストカードやレターのイラストレーション、ポップアップでのウィンドウインスタレーションなども手がけてもらいましたね。
mepi:もともとわたしもLampの世界観がすごく好きで、ヨーロッパの文化が随所に入ってるブランドを扱っているところやフェミニンな柔らかさと強さが共存しているところに惹かれて追いかけてました。昔から手仕事や裁縫、刺繍などの文化やヨーロッパのアンティークの衣服や小物が好きだったのですが、歴史的な背景を調べていくと、多くの手芸は女性が社会に出るのが難しかった時代に家内労働として育まれてきた伝統があります。その文化がどこから来たのかに興味があって、今はフランスで学びながら自主制作をしたり、刺繍アトリエや刺繍のアイテムを扱う小さなブティックで働きながら生活してます。最近アーティストビザも取得できたので、フランスでのアーティストとしての活動はこれから本格的に始まる感覚です。
─お店からではなく、ポップアップから始めたことにはどんな理由があるのでしょう?
マルコ:お店をいきなり始めるのは経験としても資金的にも難しかったし、銀行などへの信頼性という意味でも、まずはポップアップから始めることを勧められ、そちらを選びました。いざお店を始めるとずっと仕入れ続けないといけないのですが、ポップアップであれば、少ない買い付けで始められるのも大きかったです。
─ポップアップの初回から、今のSEASONに繋がるオープンな雰囲気を感じられたのがすごく印象的でした。
マルコ:とにかくみんなに来てほしくて朝7時から夜遅くまでオープンしました。また、毎回テーマを掲げて空間や提案を作っていて、特に2回目はALAIREのお魚のネックレスとの出会いが全体のインスピレーションになっていました。戦っているときにキスをするという魚の習性やスイミーのお話などが背景にあり、「みんなと一人」や「戦っているのか、愛しているのか」というテーマを深掘りするために参加型のワークショップをしたり、インスタライブで話したりした思い出があります。
理子:ポップアップを通して雪だるま式にいろんな人が繋がっていくような実感がありましたね。それまではLampきっかけの人がお客さんの中心だったけど、SEASONに集まる人たちのコミュニティがつくられていくような。それぞれの友達も来てくれて、ここで重なっていく時間でもあった気がするね。
マルコ:SEASONらしさは、ひとつのファッションのジャンルではなくて、いろんな人々が集まるコミュニティにあるのかな?
ミリ:異なるファッションの人が訪れることができて、それぞれにお気に入りを見つけられるような雰囲気があるよね。
理子:SEASONは、居心地の良さを感じながら集まることのできる理想のコミュニティだなと思ってる。外側じゃなくて内側の部分に、みんなが吸い寄せられていると思います。内側を知ろうとしてくれている時点で、ここに集まる人は仲間って感じがします。
マルコ:わたしはファッションをやりたい人間ではなくて、むしろ「これだけ世の中にファッションが溢れているなかで、なんでわたしが1つ増やす必要があるのか?」と日々葛藤しているので、常に内側にある部分を追求していきたいと思っていますね。
mepi:マルコと最初に会ったときに印象的だったのは、可愛いだけのものを求めているわけじゃないというか、自分が生きるための活動としてファッションを捉えているようなところでした。もちろんSEASONに置いているものは全部可愛いという前提の上で、自分の内にあるものを表現したり喜ばせたりするような力が潜んでいる。お店が媒体となってそのメッセージを伝えてくれるから、いろんな人が集まってるのかなと思います。
マルコ:デザイナーや運営側とお客さんが縦に繋がりを持つのではなく、このお店のなかでは、みんなが水平でいられるようなあり方について考えたいです。カリスマ性も妙なへりくだりも取っ払った上で接せるようにありたいなというか。SEASONに協力してくれている人たちの、世の中であたりまえとされている基準や価値観に対して媚びないところや、自分たち同士の間にも媚びなさがあるところが好きなんです。お互いに気が乗らないことには気が乗らないと言うし、でもいつも素直に褒め合っている。支え合いながらも良い距離感で、頼りすぎず頼られすぎず、深い絆があっても結局は一人ひとり独立していられるというか。凝り固まった価値観の押し付けがないからこそ、いい関係を築けているんじゃないかな。
─取り繕っても仕方ないと感じさせるような魅力が平江さんにはありますよね。心の奥底にある強さが澄んで見えるというか。
マルコ:わたしは話し方に特徴があるらしくて……。接客中に「お客さんがこの店員なんか変だぞ……」という空気を感じとるみたいで、お客さんの緊張がいきなりほぐれて和んじゃうことが多いんです(笑)。
mepi:マルコは初対面でも最初から素が出ているというか、本音で話してくれていることがすぐ伝わるから、最初から打ち解けられたような気がします。お互いのことを見つめ合えるスピードがすごく速くて、本当のコミュニティをつくろうとしている感じが伝わってきました。
理子:マルちゃんのパーソナリティは、SEASONにとって本当に大きいと思います。わたしはショップで販売員として働いていたとき、本来の自分とは異なるスイッチを入れて取り繕っていて、疲れて泣きながら過ごしていたこともありました。だから、マルちゃんを見たときに、自分と全然違う働き方してるなって感じたんです。そのときからずっと変わらないマインドがあるのでとても尊敬しています。
マルコ:でもそれってアーティストと編集者の違いみたいなことかも。わたしはSEASONに関わってくれている子はみんなアーティストだと思っていて。自由に過ごしてもらった方がSEASONとしても良い場所になると信じています。わたし自身は子どもの頃から前に出るのが苦手で、基本的にずっと裏方に徹したい性格でした。昔から自分で何かをつくるというよりは、いいと思ったものを発信したり、何かの媒介者でありたいと思っていたので、その感覚がSEASONの活動においても根底に強くある気がします。誰かと誰かの「間」の仕事がしたいという気持ちがずっと一貫しています。
─間を結ぶということだと、SEASONは全体の売上の1%をユニセフに寄付するなど、個人の買い物を、他の誰かの支援や、地球そのものが持続可能であるための活動につなげていますよね。お店を通して循環型やエシカルについて考えることはどんな価値を持っているでしょう?
マルコ:昔から社会科が好きだったのもあるのですが、SEASONで取り扱いさせていただいてるブランドはどれも、サステナブルブランドとして謳ってるわけじゃないけど、プラスティックフリーのデリバリーやサステナブルなものづくりを当たり前に行なっていて、そのスタンスがかっこいいなと思っていて。お店としてもサステナブルショップを目指すというよりは、「可愛い」と思って触れたものが、地球や社会にとって自然なつくり方だった、というふうにサステナブルやエシカルという価値観がエコーしていったらいいなと思っていて。
─届けたい想いが循環していくようなことって大事ですよね。一般的に消費って悪い側面が見られがちだけど、価値観の受け渡しができる素敵な機会として考えられそう。
マルコ:昔の服にプレミアがついていく価値観っていいなと思っているんです。「過去のコレクションだから古い」じゃなくて、「これ、1回目のポップアップで売ってたやつじゃん……!」みたいに、服に込められた愛情が積み重なって循環していくことが理想だと思ってる。お下がりという考え方も好きで、アイテムに宿った価値や憧れが循環して、末長く大切にされていくことの意味も含めて「循環型」という言葉を大切にしています。
理子:マルちゃんの話を聞いていると、自分も無理しない範囲で、キャパオーバーにならない程度でできることから続けることが大切だと感じます。自分の体力や気力、お金がなくなっちゃったら現実的に続けられないし。そのうえで、地球上にいる、自分とは全然違う人に何ができるかを考えたいという気持ちがあるので、まず自分をケアしてから、自分や誰かのための活動を続けていくことが大事だという話をよくしますね。
マルコ:理子ちゃんがよく言ってくれるのは、異なる価値観やアイデンティティ、バックグラウンドをもつ友達がいるからこそ、それぞれが抱えるイシューを知り、いろんな配慮の仕方を想像しようとすることができること。お店にもさまざまな国からやってきたアイテムがあるおかげで、たとえばその土地で問題が起きたとき、少し身近に感じられる側面もある気がします。
お店の売上の全体から1%をユニセフへの募金に充てるシステムをつくったのも、社会問題に対して「知る」というフェーズより一段階上の経験をお客さんとシェアできたらいいなと思ったからです。遠くにある場所に対して何もできないと思うよりも、協力や貢献の体験を少しずつでも増やすことで、次のステップに進む人がどんどん生まれていくんじゃないかなと願ってます。
─編集的に世界中から集められたものを介して、世界を身近に感じられる場所だと思います。この先、SEASONとしての展望はありますか?
マルコ:目標を聞かれることが増えて、よく考えるんですけど、続けることだけだと思ってます。当初は「1年限定でお店をやってみるか」くらいの気持ちで始めたけど、いろんなお客さんが来てくださるなかで、こういうお店は細長く続けていくからこそ初めて意味が出てくると気づいて。自分自身が持続可能できるキャパシティで、小さく集まれる場所を続けることを考えるのが重要かなと。SEASONの価値は、人と人が実際に話すことにあるのでと思っています。
たとえばスーザン・チャンチオロやコートニー・ラブのような、わたしが憧れていた90年代の人たちの周りにあったコミュニティみたいに、いろんな人が繋がる場所にSEASONがなれたらいいなって思います。「あの理子さんも、ミリさんも、mepiさんも、SEASONで繋がってたんだ!」みたいな(笑)。また新しい世代が出てきたときに、自分たちのコミュニティがどう変化するかすごく楽しみにしています。
mepi:今住んでるモンマルトルという場所に、近代美術が流行したときにアーティストや詩人が交流したル・コンシュラっていうカフェがあって。まだ名前が知られていない人たちを結ぶ拠点のような場所っていいなと感じます。カフェでも洋服屋でも、いろんな場所で会話が生まれて、一人ひとりのインスピレーションが集まってその時代が盛り上がっていくようなムーブメントがあることがいいなって思う。今の時代にもそういう場所があってほしいなって思うし、SEASONがそんな存在になってきているのを感じます。
ミリ:今の時点で、もう感じてるかも。SEASONを通して出会った人たちはみんな面白いし、服屋さんでそういうことって個人的には今まで体感したことがなかったからとても新鮮です。
マルコ:SEASONは、「圧倒的な影響力のある誰か一人が着ているから良い」とう流行らせ方ではなくて、異なる一人ひとりが自分自身でいられたり、社会や地球に対して何か行動してみようという人たちが集まっていたりするコミュニティが存在する事実によって、「こういうスタイルはクール」だという面白さが生まれたらいいなと思うし、それが後の世代にもつながっていく気がします。わたし自身が一通り前の世代に憧れ尽くした経験と時間があるからこそ、「昔は良かった」みたいなことを思いたくなくて。自分たちの世代ならではの場所が生まれつつある予感と手応えが、嬉しくて楽しみです。
平江マルコ
1997年熊本県生まれ。循環型のファッションを提案するセレクトショップ『SEASON』を2022年にスタート。エシカルな価値観を持つ世界中のクリエイターと協力し、フェアトレード、アップサイクル、手仕事などによるユニークなアイテムをセレクトしながら、活動拠点の東京で共に生きるクリエイターたちと連携して運営を行っている。
mepi / 内間あやめ
沖縄県生まれ。2018年パリÉcole Lesage オートクチュール専門コース修了。東京藝術大学美術研究科デザイン専攻在学中にアーティスト活動を開始し、修了後2023年に渡仏。手の質感や素材感のある表現を得意とし、主に刺繍やドローイングを通して物語や詩の世界を表現する活動を行っている。2024年9月、パリでは初の展示となる「LES PLANTES AUSSI ONT PEUR DE L’ORAGE」を開催。
和田ミリ
1997年生まれ、愛媛県出身。文化服装学院ファッション流通科スタイリストコースを卒業後、スタイリストの小山田孝司さんに師事し、2020年に独立。
雑誌、ウェブメディア、ブランドルック、広告や俳優のスタイリングまで幅広く活動中。
プロフィール
SEASON
世界中のエシカルなクリエイターと協力し、“循環”型のファッションを提案するセレクトショップ。
愛を込めて生み出されたものが、誰かの価値として永く“循環”し、愛されながら生き続けることを願い、フェアトレード、アップサイクル、手仕事など、愛の詰まった美しいクリエイションを世界中から集めて紹介している。
everyone’s mother やsulaなど、まだ国内では取り扱いの限られたブランドを多く扱う。
東京・表参道には小さな実店舗 Seasonvoice Studio が2024年4月にオープン。
実際にクリエイションを見て体験し、買い物を楽しめるスペースになっている。
住所:東京都港区北青山3-12-7 カプリース青山 #402
営業時間:12:00〜20:00
店休日:不定休
店舗紹介
トートバッグ(me and you×SEASONコラボレーション)
世界中のエシカルなクリエイターと協力し、“循環”型のファッションを提案するセレクトショップ「SEASON」とme and youがコラボレーションしたトートバッグ。
me and youのロゴのまわりに蝶が舞うようなイメージでSEASONのロゴを組み合わせたデザイン。プリントのカラーはSEASONのイメージカラーでもあるパープルにしました。
💌SEASONオーナー・平江マルコさんのコメント💌
店頭に設置した募金箱でパレスチナへの寄付を募る中で、誰かと手を組めばもっと大きな力にできるのではないかと考え、真っ先に思いついたのが、愛の感触があるメディア・コミュニティ、me and youでした。
「個人と個人の対話を出発点に、遠くの誰かにまで想像や語りを広げるための拠点」
me and youが掲げるこのかたちは、SEASONの目指すかたちにとても心づよく共鳴していて、一緒に手を組むことでパワーが何倍にもなりながら、縁が多方面に拡がることを想像しました。
わたしとあなたがSEASONの店頭でちいさな対話を重ねながら、何かと出会い、遠くの同じ世界に想いを馳せて、一歩寄り添いはじめる。
このコラボレーションが、そんな体験のはじまりになれたらと思っています
サイズ:H350mm×W300mm (持ち手 : 25mm×560mm)
素材:綿100%
価格:3,000円(税込)
📝SEASON×me and youのプロジェクトについて、詳しくはこちら
グッズ情報
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me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。
me and you shop
me and youが発行している小さな本や、トートバッグやステッカーなどの小物を販売しています。
売上の一部は、パレスチナと能登半島地震の被災地に寄付します。
※寄付先は予告なく変更になる可能性がございますので、ご了承ください。