me and youでは、11月21日(火)に初のライブイベントを開催する『Candlelight』と共に、「なぜ社会に音楽はあり続けるのだと思う?」をテーマに声を募集します。
『Candlelight』は、生活に密接に寄り添う「音楽」を介し「社会性・政治性」を新たに見出すイベントプロジェクト。主催のアリサさん・廣松さんは、社会的・政治的活動がある枠組みのなかだけで語られていることや、「関心の高い層だけの営み」として捉えられている現状に対して疑問を持ち、「人々の生活に密接な『音楽』を介せば、社会的・政治的活動がもっとわたしたちの生活の一部に馴染んでいくことができるのではないか」という思いからこのプロジェクトを立ち上げたそう。あらゆるマイノリティ性を有している人も歓迎されていると感じられる空間をつくろうとしています。
一人で聴いたり、パフォーマンスを見たり、歌詞を読んだり、歌ったり、口ずさんだり。長い歴史のなかでさまざまな形で愛され続けてきた音楽は、その時代を映し出してきたものでもありました。そして、音楽を通じて届けられた人種差別や性差別などの社会に存在する不平等に対するメッセージは人々の心を動かし、社会を動かしてきました。
わたしたちの生活は個人的なものでありながら、同時に社会的であり政治的でもあるもの。一方で、日本では「音楽に政治を持ち込むな」という声を耳にすることも多い現状があります。人々の生活に密接に寄り添う「音楽」というものの存在について一人ひとりがあらためて言葉にしてみることで、音楽の持つ力を再確認し、音楽との関わり方を考えていく機会になったらと考え、次のような質問に対して声を集められたらと思います。