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記録することと記録しないこと/それぞれの感覚・Notionの整理

me and youのニュースレター「message in a bottle」vol.67

「me and youからのmessage in a bottle」は、個人と個人の対話を出発点に遠くの誰かにまで想像や語りを広げる活動を行なっていくme and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていることなどをみなさまと共有していくお便りです。

2024年6月7日に発行したvol.67では、記録することと記録しないことの両方に想いをめぐらせたり、柴崎友香さんの本『あらゆることは今起こる』を読みながら考えた感覚の話などについてお届け。「me and you’s eye」では街の無人本棚「かまがわ文庫」、『ユニコーン・ウォーズ』を紹介しました。

💌日記文通 – diary and letter –

me and you のふたりの日記と、お互いの日記から考えたことや感じたことにお手紙をそっとそえた「日記文通」のこころみです。わかりやすい言葉を少し脇に置いておいて、誰に見せるでもない自分のためだけの言葉をまず書いてみること。その言葉を親密な場所ですこしだけオープンにすること。朧げな自分の思考の輪郭を朧げなまま認識し、それを共有することで、個人が個人のままでいながら誰かと生きる未知の豊かさに迷いながら辿り着けるのではないか? という実験の記録です🚶

📗2024.5.26- 野村由芽:記録することと記録しないこと

友や友達という言葉では、個々のこまやかな関係性の機微も違いもあらわせず、しっくりこないと思うこともあるけれど、争ったり、陥れたり、疎外したりする人間同士の行為がなくならないなかで、人間には、「友でいる」という関係を結びあえる選択肢があるということに、かすかな希望を感じる。名前が語り継がれるひとだけではなく、語り継がれる機会の少ない友も、彼らにはいただろう。そして、その君も光っていただろう。わたしはそういうことを、思い出したい。

📕2024.6.5- 竹中万季:それぞれの感覚・Notionの整理

整理することでわたしの気持ちが多少楽になったとしても、決して整理されることがない理不尽さは、世界に存在し続ける。でも、自分の言葉で語ることができる状態のわたしがそこにいるということは、一見小さく感じるけれど、実はとても大事なことなんじゃないかと思う。

🐬me and you’s eye

  • 街の無人の本棚「かまがわ文庫」で持ち帰った1990年代のキルトやパッチワークの本と、宇都宮に暮らす人たちが書いた随筆集
  • イメージフォーラムで観た映画『ユニコーン・ウォーズ』
  • 📮me and youの郵便箱

    「日記文通 – diary and letter – 」の感想や、「me and you の『アイスクリームが溶けても』」で取り上げたらおもしろいのでは?というトピック、そのほかme and youに伝えたいことなど、郵便箱にていつでも受け付けています。いただいたメッセージのなかからいくつかこちらのコーナーで返信をしていきますので、お気軽にお便りいただけたらうれしいです💐

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    me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

    me and you shop

    me and youが発行している小さな本や、トートバッグやステッカーなどの小物を販売しています。
    売上の一部は、パレスチナと能登半島地震の被災地に寄付します。

    ※寄付先は予告なく変更になる可能性がございますので、ご了承ください。

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