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わたしたちのスリープオーバー

「セックスレス」にまつわる違和感や疑問を話し合う。「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」

「わたしたちのスリープオーバー」を記事でも。ゲストははらだ有彩さん、TENGA西野芙美さん

自分や相手のからだ、セックス、性差別、一人ひとり異なるセクシュアリティ、してもしなくてもいい恋愛。me and youの野村由芽と竹中万季がナビゲーターをつとめる、性にまつわることをいつもの自分の温度で話し始めてみる、お泊まり会のおしゃべりのような番組「わたしたちのスリープオーバー」(J-WAVE(81.3FM)・SPINEARで放送・配信中)。ダイジェスト版コラムをエミリーさん執筆のもとお届け。初回のテーマは「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」。

なかなか人には話しづらく、ついひとりで抱え込んでしまいがちなことも多い性にまつわる悩みや疑問を、自分の言葉や温度でゆっくりと心の扉を開きながら話していく。そんな気負わずに話せるお泊まり会のような場所として2021年7月に始まったPodcastプログラム「わたしたちのスリープオーバー」。「性」とひとことで言っても、ジェンダーアイデンティティやセクシュアリティ、性差別、セックス、恋愛、自分や誰かの身体のこと……など、本当に数えきれないくらいたくさんの言葉や概念や思いが浮かんでくるなかで、ナビゲーターのme and you 野村由芽と竹中万季が初回のテーマとして選んだのは、「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」。

ゲストにテキストレーターのはらだ有彩さんと株式会社TENGA広報の西野芙美さんをお迎えしながら、セックスについて社会のなかで「普通」や「こうあるべき」とされている価値観や考え方、そこから生まれてくる違和感や疑問について、自分の思いを言葉にしたり学んでみたりすることを通して一つひとつ丁寧に紐解きながら、社会や誰かに定義されたものではない、自分自身や大切なパートナーにとって本当にしっくりくる言葉や方法や在り方を選びとり、手づくりしていく、そんな手がかりを感じられるような回となりました。

社会や誰かに知らず知らずのうちに選ばされてしまっている画一的なセックスや愛情の在り方だけが唯一無二の正解なのではない

このテーマの第一夜に一緒におしゃべりをしたのは、『日本のヤバい女の子』や『百女百様』『女ともだち』などの著者で、テキスト・テキスタイル・イラストをつくる「テキストレーター」として活動されている、はらだ有彩さん。著書の中でも、「こうあるべき」という既存の枠組みを無効化していくことをずっと続けられてきたはらださんとともに、まずは「セックスの数は愛情のバロメーターだと思う?」という問いに関する、リスナーアンケートの結果を見るところからスタート。

「YESが21%、NOが79%」という結果に対して、「このアンケートに答えた人たち同士が仮に1:1で付き合ってたとしても、すでに捉え方に齟齬が起きてますよね」とはらださん。「セックス」を重視する度合いは人それぞれであり、「セックスが愛情のバロメーターだとは思っていない」という方が約8割いるということをふまえた上で、まずはパートナーとの関係性のなかで問題になることも多い「セックスレス」って何? という疑問について考えてみることに。

臨床的な研究や診療を通じて性の健康の推進をはかる専門家の団体である「日本性科学会」のウェブサイトによると、セックスレスとは「病気など特別な事情がないのに1か月以上性交渉がないカップル」と定義されているそう。けれどもその定義は定義として、セックスレスだと感じるきっかけには「こういう頻度だと思っていたのに」という自分のもつ期待や基準とのずれや、「今のセックスの頻度である理由を聞きたいけれど、聞けないからわからない」といったもやもやが隠されていそうだ、という話になります。

そして、はらださんは「本質的には、セックスは愛情の普遍的なバロメーターとして機能できないと思っている」と言います。「もとからセックスをする性質の人は、『セックスは愛情のバロメーターなのかな?』と悩む余地もあるけど、アセクシュアルの方や、もともとセックスの欲求がない人にとっては、その質問自体が既に破綻してますよね」と、本来は「愛情を抱き合っている人同士が行うこと『も』ある」というだけの行為でしかないはずなのに、「カップルはセックスをするもの」という前提のもとで話が進められていると指摘。

それに対して竹中と野村も、「セックスを重視していないわけじゃないけど、愛情のバロメーターとは思っていない人もいるだろうし、愛情とは完全に切り離している人もいる。そこにはきっとすごくいろんなグラデーションがあるはずですよね」「『したくない』と言えない人がいる一方で、相手から『したくない』という意思を受け取った『したい人』はどうしたらいいのか考える必要もある。セックスじゃない部分で相手から十分尊重されていると思える人とそうではない人が、気持ちをどうすり合わせていけばいいのか。短期的に答えは出ないだろうから、ゆっくり話し合ったり試したりするしかないのかな、と思います」とそれぞれの思いを言葉にしながら、一緒に考えを深めていきました。

そして、セックスに対する距離感や温度は人それぞれ違っていて、だからこそ相手と丁寧に対話しすり合わせていくことが大切だとわかってきたところで、ある状況が見えてきました。それは、メディアやフィクションの物語のなかで「セックスのゴール」や「正しいセックス像」のようなものが設定され、広く流通していることによって、多くの人がそれを達成できないことに悩んだり苦しんだりしてしまう、ということ。

「一般的にイメージされる『男性が女性に挿入して射精して終わる』といったフルコースでお膳立てされたセックスだけじゃなくてもいいし、『ちょっとこういうのもやってみた』というような在り方があってもいいですよね」と竹中。「たくさんの選択肢のなかから自ら選ぶことは全然いいけれど、『選んでいいよ』と提示されている範囲が少ないと、自分で選んでいるつもりでも、実はとても狭いところからしか選べていないということはありますよね」というはらださんの言葉にうなずきました。

社会や誰かに知らず知らずのうちに選ばされてしまっている画一的なセックスや愛情の在り方だけが唯一無二の正解なのではなく、相手と丁寧にすり合わせながら、自分でゴールや正解を設定していってもいいのだということがわかってくると、少し視界がひらけてゆくように感じられる。そんな第一夜となりました。

「パートナーとの関係でセックスについて悩んでしまうのは、『整備されていない社会規範』のせいであって、あなたのせいではない」

続く第二夜では、リスナーの方から寄せられたメールをご紹介しながら、引き続きはらださんと一緒におしゃべりしていくことに。

「セックスの数=愛情のバロメーターではないと思いますが、深い愛情を実感するものとして、セックスの代わりになるものが他にあるのか正直わかりません」というリスナーの方からのおたよりに答えていくなかで、それを見つけていくためには相手とのすり合わせが必須だけれど、なかなかそれがしづらいという現状があることが話題に上がります。

はらださんは、対等な関係であってもセックスについてパートナーに相談しづらいと思ったり、セックスがうまくいかないと交際が立ち行かなくなるのではと悩んでしまったりすることの原因として考えられる、5つの理由を紹介してくださいました。

  1. 自分がしたいときに相手がパートナーでなければならないという制限
  2. 相手の性欲を解消させる義務がパートナーである自分にある気がする
  3. 自分と相手のセックスに対するボルテージに差があること自体が悪いことのような気がしている
  4. 自分と相手のボルテージに差があるときに、解決策を講じること自体がなんだか素敵じゃないような気がする
  5. セックスをする年齢にタイムリミットがある気がする

こういった感覚は社会が女性にどうあってほしいかという期待から発生していることや、結果的に日本では特に男性と比べて女性がセックスについて話しづらく、性的なことに積極的になるのが難しいという価値観の「整備されてなさ」が残ってしまっていることに触れながら、だからこそ、パートナーとの関係でセックスについて悩んでしまうのは、「整備されていない社会規範」のせいであって、あなたのせいではない、と言います。

「セックスレスについて書かれた記事で、『求められる女になるには』みたいなものもすごく多いけれど、男女の場合、性の主導権をもつ権利は男性だけでなく女性側にも平等に存在しているはず。でも、社会によって植え付けられてしまっている『女性はあまり能動的に性に対する欲求を開示してはいけない』といったムードから抜けられていないところがありますよね」と竹中もはらださんの言葉に答えつつ、悩んでしまうことは「あなたのせいではない」ことの理由を三人で具体例を出しあっておしゃべりしながら、一つひとつ解きほぐしていきました。

はらださんが挙げてくださった5の理由のように、性的なことは若いうちにしか楽しめない、年齢を重ねてセックスのことを考えるのはみっともないなどと「タイムリミットがある」ように思わされていることや、「1か月」などという定義に焦りを感じて悩んでしまうこともあります。けれども、本当は性を楽しむのに年齢や期間は関係ないはずであり、自分や相手の身体や心の状態によって刻々と変化してゆく「心地よさ」を見つけていくのはきっと時間がかかること。だから焦らず、いつか見つかったらいいな、くらいの気持ちでいるのがいいですね、と自分のペースと温度で向き合いながら、手さぐりで見つけていくことの大切さを再確認することにもなりました。

日本や世界の性をとりまく状況や「セルフプレジャー」について学びながら、日本と世界の違い、歴史と変遷、セックスレスとの関係性を考える

互いの内にあった疑問や違和感を言葉にしていくことによって少しずつ解像度が上がってきたところで、続く第三夜では、人々の性生活を豊かにするための製品やサービスを数多く提供している、株式会社TENGAの広報・西野芙美さんをゲストにお迎え。日本や世界の性をとりまく状況や「セルフプレジャー」について学びながら、日本と世界の違い、歴史と変遷、セックスレスとの関係性についてより視野を広げ、考えを深めていくことに。

まずは一つ目の日本と海外での性を扱うハードルの違いについて。前回のはらださんとのトークで「日本では性に関することをオープンに話しづらい雰囲気がある」という話も出ましたが、西野さんによると、TENGAでは現在世界の72の国と地域で製品を販売しているなかで、国によってかなり違いがあることを感じるといいます。

なかでも特に日本との顕著な違いを感じるという国が、アメリカ。日本とは対照的に、アメリカでは「マスターベーションするやつはセックスの機会がない、モテない男だ」というマッチョイズムが盛んなため、女性よりも男性の方がマスターベーションについて話しづらい雰囲気があるとのこと。反対に『セックス・アンド・ザ・シティ』というテレビドラマの大きな影響などもあってか、女性の方が比較的あっけらかんと話しやすい傾向があるというお話が印象的でした。また、TENGAで2018年に実施した「マスターベーション世界調査」では、プレジャーアイテムの使用経験率を18か国で比較したところ、1〜3位のイギリス、アメリカ、オーストラリアは、女性のプレジャーアイテム使用率が過半数を超えている一方、日本は約20%と上位3か国の半分以下と、ここでも日本の女性が性に対して消極的である状況が伺えます。

「セックスレス」にまつわる違和感や疑問を話し合う。「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」
「セックスレス」にまつわる違和感や疑問を話し合う。「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」

TENGAで2018年に実施した「マスターベーション世界調査」の「アダルトグッズを過去に使用していましたか、もしくは現在使用していますか」

そして象徴的なのが、18か国の男女にマスターベーションを初めてした年齢を聞いたところ、日本が14.6歳と一番若いのに対して、「学校などでの性教育でマスターベーションについて習ったことがあるか」という質問については、日本が一番低いという結果が出ていること。つまり、「マスターベーションをし始める年齢は早いのに、適切な知識は身につきにくい」という、なんとも危うい状況になっているのがわかります。実際に、不適切な方法でマスターベーションを行い続けることで、子供がほしいと思っても女性の膣内で射精ができなくなってしまう「膣内射精障害」という障害をもつ人もおり、日本国内には270万人(成人男性の約20人に1人)もの潜在患者がいると言われているそう。

「セックスレス」にまつわる違和感や疑問を話し合う。「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」

TENGAで2018年に実施した「マスターベーション世界調査」の「マスターベーション初体験年齢」

「生物学的な生殖や受精のしくみは習ったことあるけど、マスターベーションについては習ってないよね?」と野村と竹中も自分たちの学生時代を振り返りながら、性教育を通して正しい知識を習うことの重要さを実感することになりました。

そして、次にお話ししていただいたのがセルフプレジャーアイテムの歴史とその変遷について。野村が以前、江戸時代の展示を見たときに目にしたという「張形」という男性器をかたどったアイテム(今で言うディルド)は、実は歴史的に文献が残っていないほど昔から存在しており、日本では平安時代の末期にはすでにあったことが確認されているそう。

西野さんが見せてくださった『張形と江戸女』(田中優子/筑摩書房)という本には、さまざまな性に関するアイテムが並んでいる前に女中さんたちがいて、先輩が後輩にその使い方を教えている様子を描いた浮世絵などが載っており、現代よりむしろ進んでいるとも言えるような、当時の性に対するオープンな雰囲気や扱いを知ることができました。

「セックスレス」にまつわる違和感や疑問を話し合う。「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」

『張形と江戸女』(著:田中優子/筑摩書房)。江戸のおおらかなセクシュアリティを春画から読み解く

一方で、最近のセルフプレジャーの傾向や人々の意識にも変化を感じているというお話も。日本では、特に女性が性について話したり、積極的にセルフプレジャーを楽しんだりすることが難しいムードがまだあるものの、新型コロナウイルスの流行以降、主に女性向けメディアで、「セルフプレジャー」を自分の身体と心をケアする「セルフケア」の一環として捉え、自分をリラックスさせて見つめ直すための行為として取り上げられることが増えたことも教えてくださいました。

「どうしても今の時代の常識のなかで考えてしまうけれど、もう少し視点を広げてみると、『あれ、むしろもっとオープンだった時代がある。じゃあなんで今はもっと窮屈なんだろう』と考えるきっかけにもなりますよね」と野村も言っていたように、日本と世界との違いや、歴史について改めて知ることで、性に関する価値観は決して絶対的なものではなく、時代や国によって揺れ動き変化するものであることを実感するようなお話でした。

そして三つ目が、これまでスリープオーバーしていくなかでも何度も出てきた「セックスレス」について。「セルフプレジャー」と「セックス(レス)」にはどんな関係があるのかを尋ねると、よくセルフプレジャーはセックスの代替品であるように思われることもあるものの、それだけではなく自分はどうすると気持ちいいのか? ということを知ることができるので、セックスで気持ちよくなる近道にも繋がるということを産婦人科の先生などもおっしゃっているそうです。

どこが気持ちいいのかや、何をしたい/したくないかは人それぞれであるなかで、とりわけ身体のつくり自体もまったく違う異性同士ならば、相手の気持ちや感覚はわからなくて当然。だからこそ、相手と建設的なコミュニケーションをとって悩みや齟齬を解決するためには、女性自身が自分の身体を知ることが必要であり、その方法として「セルフプレジャー」はすごく大事だと思います、と答えてくださいました。

人はみなそれぞれ違うのだから、画一的なルールやゴールにとらわれるのではなく、まずは自分自身を知り、そして自分と相手との対話を通して思いをすり合わせることで、自分たちなりの「正解」を見つけていく——まさに、はらださんと西野さん、お二人それぞれとお話をしていくなかでたどり着いた答えが、ぴたりと繋がり重なり合うように感じられた時間でした。

「『セックスレス』というと『数』のイメージがあったけれど、より大切なのはセックスの形」「刻々と状況も自分も変わっていくなかで、絶えず手を伸ばし続けることの重要さを大切にしていきたい」

ゲストのお二人との豊かなスリープオーバーを終えた後の最後の夜は、「アフタートーク」と題して、リスナーの方からのメッセージをご紹介しながら、野村と竹中の二人がこれまでのトークで印象に残った内容を振り返っていくことに。

「性自認や性的指向にゆらぎがあり、自分のパートナーを恋愛感情として好きかどうかがわからないことに悩みつつも、恋愛感情でなくてもセックスレスでも、相手が自分にとって大切な人であり、幸せを感じていることに変わりはない」という思いを綴ったおたよりを送ってくださったリスナーの方の言葉に、野村と竹中の二人は、単に「セックス」の話だけでなく、パートナーとの関係性やそのあいだにある相手を大切に思う気持ちの在り方も含めて本当に人それぞれであり、自分自身が一番幸せでしっくりくる形を見つけていくことの大切さを再確認しました。

ナビゲーターの二人にとっても、印象に残ったことや学んだことがとても多かったという今回のテーマ。最後に竹中と野村のコメントをご紹介していきます。「『セックスレス』というとどうしても『数』のイメージがあったけれど、それを紐解いていくと、より大切なのはセックスの形自体であり、それを相手とのコミュニケーションでどうやって共有していくかということや、『知ること』の大切さを感じました」と竹中。

そして野村も「自分自身のパーソナルなことでさえ知らないことやわからないことが多く、そもそも答えがあるものではないという前提も確かにあります。でも一方で、『わからないからいいや』という開き直りではなく、わからないけど知ろうとする努力をすること、それでも刻々と状況も自分も変わっていくなかで、絶えず手を伸ばし続けることの重要さを大切にしていきたいと思いました」と語り、今回のスリープオーバーはお開きとなりました。

記事としてダイジェスト版のテキストでお届けしてきた「わたしたちのスリープオーバー」、いかがでしたでしょうか? まだまだ「性」についてオープンには話しにくい、と感じられることの多いこの国で、今日からすぐに自分の言葉で心の扉を開いて積極的にパートナーや誰かと性の話をすることは、まだ多くの人にとってそう簡単ではないかもしれません。それでも、ナビゲーターの野村と竹中、ゲストのはらだ有彩さんや西野芙美さん、そしておたよりをくださったリスナーの方々一人ひとりが、勇気を出して心の扉を開き、自分の言葉で語り始めた一つひとつの言葉や思いの断片と、それが集まってできたこの「わたしたちのスリープオーバー」という場所の存在は、きっと聴いてくださった誰かの心にあたたかな光や勇気を灯すとともに、その輪は少しずつ確実に、拡がっていくように感じています。

「セックスの数は愛情のバロメーターなの?」というテーマでのお話はここで一旦終わりますが、この場所はまだ始まったばかり。今後もまだまだ続いていきますので、これからもぜひ一緒にスリープオーバーしていきましょう。

また、Podcast配信版では、ここには収めきれなかったエピソードも盛りだくさん! まだお聴きになっていない方は、ぜひそちらも合わせてお楽しみください。

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エミリー

1991年生まれ。フリーライター兼会社員として活動。 主にフェミニズムやジェンダーにまつわることをベースとした、エッセイやコラムなどを執筆。 学び、考え、言葉にすることを通して、未来の誰もが少しでも生きやすい世の中になることを願っています。

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『わたしたちのスリープオーバー』

性にまつわることを、いつもの自分の温度で話してみませんか?自分や相手のからだ、セックス、性差別、ひとりひとり異なるセクシュアリティ、ジェンダーアイデンティティ、してもしなくてもいい恋愛についてなど、さまざまなトピックを自分の言葉で話しはじめ、考えはじめてみる。ここは、気負わず、飾らずおしゃべりする、お泊まり会のような場所です。

世の中の常識や自分自身の思い込みをときほぐすために、個人的な違和感や疑問を手がかりに話しはじめるきっかけと学ぶきっかけをつくり、自分自身がより生きた心地がするよう、選べる扉を増やしていく。「こんなこと、きっととるにたらないから」とたったひとりで悩み、考えたことのある、今を生き抜いているすべてのわたしたちへ。

わたしとあなたで、おしゃべりを。

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