💐このページをシェア

ニュース

あないすみーやそこさんと、パレスチナ・ガザについて話そう

久しぶりに、ゲストをお招きしたclubのイベントのお知らせです。イラストレーターのあないすみーやそこさんをお招きしてパレスチナ・ガザについてお話する会を、12月21日(木)20:00〜21:30にZoomで開催します。

あないすみーやそこさんは、気候変動や人権などの社会における問題と日常との接点をテーマに、オーストラリアを拠点にイラストレーターとして活動されています。学生時代にチュニジアに行ったことをきっかけにアラブに興味が湧き、それからずっとアラブの文化を愛しているそう。その後、日本におけるイスラム教徒のイメージが事実と違うものもたくさんあることに気づき、歴史を学び、アラビア語も勉強されているそうです。

パレスチナ、ガザで起きている占領や虐殺に対して、これまで何で知らなかったんだろう、もっと知らなければ、行動しなければ、と思っている方もいるのではないでしょうか。この会では、まだ学び中のことも含めて、みんなでお話できたらと思います。

あないすみーやそこさんは、「当事者でもないし専門家でもないけれど、自分は何ができるだろう?」という思いから、作品をつくり始めたそうで、パレスチナの抵抗の象徴であるスイカのイラストも描かれています。停戦だけでなく解放に向けてパレスチナについて話すことを止めないためにも、そしてより遠くの人にこの話を広げていくためにも、自分なりのできることが見つかり、考え行動するきっかけとなる時間になったらうれしいです。

あないすみーやそこさん

東京生まれ、女子美術大学卒業。2017年からオーストラリア在住。自身の近くで起きていることを大切に、日常と社会との接点に線を描いていくように、作品制作を行なっている。

近年の活動では、一時的に移民として暮らす人々についてのペインティング展示”Temporary”(2022)、メルボルンのブランドHighteesによるレジデンシープログラム「Climate Action」をテーマにしたコレクション制作(2022)、旧正月を祝うシドニー市主催「Lunar New Year Festival」のバナー制作“Rabbit Family on New Years Day” (2023)、ボンダイビーチ壁画制作(2023)等。

クライアントワークではイラストレーション、モーショングラフィック、イラストエッセイ制作等。他にもZINEやコミック、グッズ制作等を行なっている。

<あないすみーやそこさんとme and youのトークパート:45分>
「パレスチナ・ガザについて話そう」

・あないすみーやそこさんがアラブに興味を持ったきっかけは?
・アラブに魅了されたのはなぜ?
・アラブについて知っていったことで、初めて気づいたこととは?

・アラブとは、イスラムとは何なのか?
・これまで、そして現在パレスチナやガザで起きてきたことについて
・イスラエル・パレスチナ間で現在起きていることについて、忘れてはいけないこと

・オーストラリアでの報道はどのようなかたちか?
・オーストラリアにおけるイスラム文化の受け入れられ方について

<me and you clubのみなさまとお話するトーク:45分>
・どんな行動ができるか? どんな本を読んだらいいか?についてみんなでシェア
→今すぐにできること、やるべきことと、継続的に何ができるか、etc…
・事前質問について
・その場でみんなでおしゃべり

前半は、あないすみーやそこさんとme and youのトークパート、後半はme and you clubのメンバーのみなさまからの質問にお答えする時間をつくれたらと思います。

どんな行動ができるか? どんな本を読んだらいいか?など、me and you clubのメンバーにシェアしたい情報についても募集しています。

ご都合があう方はぜひこの機会にご参加いただけたらうれしいです。アーカイブはなしの予定ですが、レポート記事をme and you little magazineにて掲載予定です。

clubのみなさまからあないすみーやそこさんに直接質問いただける時間もつくれたらと思いますが、もちろん聴くだけの参加もOKです。それぞれの過ごしやすい形で、ぜひお気軽にご参加くださいね。

※本イベントは、me and you club membersのみご参加いただけます。12月18日(月)までに事前申し込みいただいた方でメンバーとしてご参加いただける方には12月19日(火)に本登録のご案内をお送りいたしますので、イベントに関心がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

💚me and you clubとは?

me and you clubは、曖昧さや迷いの過程、一人ひとりにとって心地よい速度を肯定することで、安心して話しはじめられ、信頼できる人が見つかるかもしれないコミュニティです。本や映画の話をしたりDIYを楽しんだりするクラブ活動、日常の違和感や社会問題への気づきを語りはじめるイベントなど、生活も社会も地続きに一人ひとりが思考をめぐらせ、共有しながら、個人的なことと社会的なことについて考え、語る場所。

me and you club

newsletter

me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

support us

me and youは、共鳴を寄せてくださるみなさまからのサポートをとりいれた形で運営し、その一部は寄付にあてることを検討中です。社会と関わりながら、場所を続けていくことをめざします。 coming soon!