リンク集
正社員もアルバイトもフリーランスも。権利と義務、相談窓口を知る
公開日:2022/2/11
正社員、派遣、パート、アルバイト、フリーランス。多様な働き方が存在していますが、働くときの権利と義務や相談できる窓口を知ることで、悩みの解決に向かう糸口が見つかるかもしれません。このページは、労働条件について知ることができるサイトや、国や労働組合などが提供している労働に関する相談窓口、ハラスメントで悩んでいるときに参考になるサイト、仕事ができなくなって生活に困っているときに参考になるサイト、多様な働き方について知ることができるサイトなどを紹介しています。
このリンク集は、労働組合で働いている文筆家の西口想さんにご協力いただきながらつくりました。いただいたコメントもご紹介します。
西口想さん
以下に紹介されている行政や労働組合、弁護士などの相談窓口にためらいなく連絡できる人は少ないと思います。働きながら何かひどい目にあったり、トラブルに巻き込まれたりすることはよくありますが、どうしたらそれを解決や改善に向かわせられるのか、基本的な知識やノウハウが共有されていないためです。相談をためらう気持ちは自然なものです。まずは信頼できる身近な人に話を聞いてもらい、それから専門家に相談するのが良いと思います。
安全な環境で働くことは、すこやかに生きる上で最も大切な条件の一つです。働く場が安全でないときにすばやく適切な第三者に相談できるスキルは、働き続けるためにも不可欠だと私は思います。相談はすればするほど上達します。
ときに行政などの相談窓口では不本意で冷たい回答しか得られないかもしれません。相談を受ける側の個性もあり、コミュニケーションのギャップに傷ついたりする可能性もあります。ただ、それぞれの相談窓口では専門家だからこそ言えることやできることの限界があり、それを理解することで相談する力がついていく面もあります。医師やセラピストとの相性があるように、労働・生活相談にも相性があるので、複数の相談先を持っておくと心強いです。
相談をする人は「私の話なんかで……」と、つい相談する相手に申し訳なく思うこともあるかもしれません。ですが、相手の重大な問題について相談をされると、相談される側もエンパワーされることがよくあります。安全ではなくなってきたなと思ったら、なるべく早めに複数の相手に相談して下さいね。
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