「好き」なものとどう向き合っていますか? SNSも普及し、さまざまな選択肢がある今は、好きなものを見つけやすい一方、情報の選択に迷ったり、自分でも気づかぬうちに周りと比べてしまったりして、なにが自分にとっての「好き」なのか悩むこともあるのではないかと思います。
雑誌編集や服をはじめとしたものづくりも手がけるモデル、俳優の菊池亜希子さんと、J-WAVEラジオ&Podcast『おみゆの好き蒐集倶楽部』のナビゲーターも務めるモデルの小谷実由さんは、自身の感受性で好きなものを見つけ、真摯に向き合い続けながら、エッセイやラジオなどを通じて、ファッション、アイドル、雑貨などについての思いを発信し続けています。そんなお二人も、「好き」をめぐって悩んだり、考えあぐねたりしながら、自分の「好き」と向き合い続けているそう。いまの自分の「好き」の現在地について、言葉を交わした様子をお届けします。
好きなものと向き合っているときの、胸のうちに燃えたぎるような高揚感や、静かな青い炎を感じる時間。一人ひとりの「好き」の数だけ存在する、他でもない自分自身でいられる聖域のようなものに思いを馳せるきっかけになりますように。