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菊池亜希子&小谷実由の“好き”の伝え方。自分の言葉で、ありふれていない言葉で

SNSが普及した時代に、自分の“好き”に自分で共感する大切さ

「好き」なものとどう向き合っていますか? SNSも普及し、さまざまな選択肢がある今は、好きなものを見つけやすい一方、情報の選択に迷ったり、自分でも気づかぬうちに周りと比べてしまったりして、なにが自分にとっての「好き」なのか悩むこともあるのではないかと思います。

雑誌編集や服をはじめとしたものづくりも手がけるモデル、俳優の菊池亜希子さんと、J-WAVEラジオ&Podcast『おみゆの好き蒐集倶楽部』のナビゲーターも務めるモデルの小谷実由さんは、自身の感受性で好きなものを見つけ、真摯に向き合い続けながら、エッセイやラジオなどを通じて、ファッション、アイドル、雑貨などについての思いを発信し続けています。そんなお二人も、「好き」をめぐって悩んだり、考えあぐねたりしながら、自分の「好き」と向き合い続けているそう。いまの自分の「好き」の現在地について、言葉を交わした様子をお届けします。

好きなものと向き合っているときの、胸のうちに燃えたぎるような高揚感や、静かな青い炎を感じる時間。一人ひとりの「好き」の数だけ存在する、他でもない自分自身でいられる聖域のようなものに思いを馳せるきっかけになりますように。

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「好き」を深めてきた二人が、ルミネ荻窪を出発点に、館内や中央線(東京)沿いの街をぶらぶらと散歩しながらお気に入りのお店を紹介する企画をルミネ荻窪Instagramとme and you little magazineで公開中。

二人が選んだルミネ荻窪&中央線のおすすめショップ│me and you little magazine
菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり│ルミネ荻窪Instagram

「週末、散歩するようにしていて、Googleマップを見て行ったことがないところを探します」(小谷)

─今日はお二人の選んだ中央線沿線のお店を回って来ましたが、普段、散歩や街歩きをするときは、どんなふうに目的地を決めていますか?

小谷:私は週末、夫と意識的に散歩するようにしていて。健康のためでもあるのですが、行ったことがないところに行ってみたくて。

菊池:まずは街を決めるの?

菊池亜希子&小谷実由の“好き”の伝え方。自分の言葉で、ありふれていない言葉で

左から菊池亜希子さん、小谷実由さん

小谷:そうです。「今日どこ行く?」って話しながら、Googleマップを見て、「お気に入り」などのピンをあまり立てていないエリアや、行ったことがないところを探します。街を歩いていて初めて見る風景に出会うと、いろんな気持ちが芽生えます。新鮮だったり、懐かしかったり。それが普段の思考の刺激になります。

菊池:年を重ねると、20代前半の頃、海外旅行に行っていたときの、なにを見ても胸がわくわくするような、あの感覚が減ってきちゃって。そんな自分の心が悲しいし、放っておくと同じ場所ばかり行ってしまうタイプだから、私も意図的に行く場所を変えるようにはしていますね。

─お二人ともご自身の好きなものがはっきりされている印象があるのですが、新しいものや情報とはどのように接するようにしていますか?

菊池:情報が多すぎて迷子になりますよね。SNSが広まる前は、自分の目だけで街や経験を捕まえに行けたけど、いまは自分の目で見たわけじゃない情報が日々たくさん入ってくるし。もっと芯がある人はうまくそれを乗りこなせると思うんですけど、私は結構影響を受けてしまう方だから、引っ張られないように情報を切り離す努力をしていますね。

小谷:情報がありすぎてなにがいいのかわからないという感覚は私もあって。その環境のなかで自分の足で立ったり、自分で決めて手にしたりするにはどうしたらいいんだろうってすごく考えます。私はSNSが出始めたぐらいから、自分の意見を発信するような仕事をさせてもらっていたので、「SNSと共にやってきた」みたいな意識も強くて。だから発信する側として、たくさんの情報があるなかから、自分の発信を見てくれた人になにができるかをずっと考えているところがあります。

菊池:たくさん情報がある分、そこから最高のものを選りすぐって選ばなきゃいけないという気持ちでしんどくなることがときどきあります。でも、いつも必ずしも最高のものを選りすぐらなくてもいいなとも思うんです。人でもものでも、たまたま出会って「いいな」と思うことってあると感じるんですけど、それでいいんじゃないかなって。自分の足で街を歩いていたときは、たまたまその日見つけて「いい!」と思ったものを、ほかの情報や周りの人と比較しようもなく選んでいたわけで、そういうシンプルな判断に立ち帰るようにしたいなって。

─無限の選択肢があるなかから判断するときのひとつの軸になりそうですね。

菊池:10年前くらいにBoseさん(スチャダラパー)とお買い物についての話をしたときに、できる限り友達とか、知り合いとか、どこでつくっているかをわかっている、手の届く範囲でお買い物をしていると、Boseさんが言っていて。いまはそういう考え方も広まってきた気がするんですけど、10年前の私にとっては結構な驚きがあったんです。「もっといろいろ見なくていいの?」「選択肢を広げなくてもいいの?」って、自分に問いかけるきっかけになりました。当時はすぐに参考にしようと思えたわけではなかったのですが、その会話がずっと残っていて、いまはたとえば同じものでも、迷ったら知っている人から買ったりするようにしています。

菊池亜希子&小谷実由の“好き”の伝え方。自分の言葉で、ありふれていない言葉で

Instagram企画「ルミネ荻窪で待ち合わせ」より(詳細はこちらから)

「自分の『好き』の気持ちに自分で共感することも、すごくいいなと思う」(菊池)

─好きなものと真剣に向き合い続けることは、ときにエネルギーが必要なことではないかと思うのですが、お二人は好きなものに対してストイックな印象がすごくあって。「好きだけど、大変だな」と思う瞬間はないですか?

菊池:真面目だよね(笑)。

小谷:真面目ではありますね。でも大変だと思ったことはないし、嫌になったりはしないです。そのときどきでいろいろなとらえ方ができるので、終わりがなくて、ずっと考え続けてしまいます。一旦はまるとそれをずっと深めてしまう方で、別のものに目を向けても、また戻ってきたりするので、好きなものがどんどん増えていく感じです。「私が好きなのってやっぱりこれ。最高!」って確信する瞬間が、好きなものに出会ったときよりも好き。

菊池亜希子&小谷実由の“好き”の伝え方。自分の言葉で、ありふれていない言葉で

Instagram企画「ルミネ荻窪で待ち合わせ」より。二人が「2000toys高円寺店」で見つけたお気に入りの子たちと一緒に(詳細はこちらから)

菊池:誰かと好きなものが重なったときって、すごく嬉しいじゃないですか。でも、いまおみゆちゃんが言ってたみたいに、自分が好きなものと再会したときに、「そうそう!」って、自分の「好き」の気持ちに自分で共感することも、すごくいいなと思う。「好き」の気持ちって、実はそんなに人とシェアしなくていいことなんだなって。

小谷:そう思います。

菊池:人とシェアすることによって、同じものを好きな他の人と、好きの深さや量を比べて、劣等感を持ってしまうのは寂しいじゃないですか。私もそうやって「(好きだけど)人に言うほどでもないかな」と思うことがあるけど、「好き」ってもっと個人的なことだから、誰かと比べずに自分の狭い世界のなかだけの話でも全然よくて。量や知識の多さよりは、好きの気持ちの純度が大切だと思うんです。本当に好きなものは本能レベルで見ちゃうし、生活とかそっちのけでのめり込んじゃう。そういうものに出会えると、「ありがとう……!」 っていう気持ちになるんですよね。

最近娘が、「好きなものノート」をつくり始めたんです。自分が発見した「好き」を絵にして描いておく用のノートなのですが、見てみると「お風呂でお湯をチャプチャプする音を聞くこと」もあれば、ポケモンが出てくることもあって。私もそれをあらためてやってみようかなと思っています。

菊池亜希子さんのInstagram

「わかりやすさも大事だけど、ありふれていない言葉で伝えたい」(小谷)

─ 「個人的でいい」という思いも大切にしつつ、一方でお二人は、好きなものを発信することもされていると思うのですが、自分の「好き」について発信するとき、どんな部分を大事にされていますか?

小谷:自分の体験として、「好きなミュージシャンが使ってるヘッドホンってどこのなんだろう?」と思ったときに、SNSが普及する前は、まずそのヘッドホンをしている写真を探して、小さく写っているロゴからどこのものか突き止めるようなことをよくしていました。

そういうことがすごく楽しかったから、「自分で選ぶことの楽しさ」や、「自分の足で好きなことを深めていく楽しさ」を伝えられたらいいなと思っています。たくさんの情報があることで、出会いが増えるのはいいことだとも思うので、情報を伝える術がいろいろある状況をいいことに使いたいと考えています。

そのうえで、「好き」を絶対に押し付けてはいけないし、自分がいいと思う理由を素直に伝えることが一番大事かなと思います。「こんなこと言ったら引かれるかな」って考えちゃうこともあるけど、本当は気にしなくていいことだと思うんです。あっこさんも言っていたように、「好き」って個人的なこと。だから誰かに発信するときにはいろいろ考えるけれど、「自分はこれがすごく好き」っていう気持ちを言いたいだけ、というのが根本にあるんですよね。

小谷実由さんのInstagramより。「#おみゆ櫛展覧会家」 5月に展示していた櫛

菊池:自分の「好き」がいきすぎて、誰にも届いてないだろうなと思うときもあります(笑)。 紹介しても、多分みんな取り入れたりしないだろうなって。だけど、本当に好きなことを語ってる人の姿って、見てるだけで幸せだとも思うんです。

小谷:それ、ポッドキャスト(J-WAVE original Podcast『おみゆの好き蒐集倶楽部』)をやっていてすごく思います。皆さん本当にいい顔でお話されていて、あっこさんがゲストで来てくれたときも、眩しいくらいだった! 好きなものとの出会い方も向き合い方も全然違っていて、いろんな形があるということを聴いてる人に受け取ってほしいから番組を始めたんですけど、リスナーの方に受け取ってほしい気持ちを、常々自分が受け取っています。

Podcast&J-WAVEラジオ『おみゆの好き蒐集倶楽部』で、菊池亜希子さんをゲストにお迎えした回のエピソード

菊池:自分のことじゃなくても、ピュアな気持ちで話しているのが伝わるから、見ていて嬉しくなるんだろうな。私は伝える場があるときは、より純度の高い言葉を自分の中できちんと掘りたいと思っているけど、「おすすめ!」の一言でいいじゃん、と思う瞬間もあって、最近すごく攻めぎ合っています。20文字とかの短いキャプションにものすごく時間をかけることを諦めずにいままで生きてきたけど、そこをさらっとやれてしまう軽やかさに憧れもあって。

─「純度の高い言葉」を探すことに、時間を惜しまずこだわりを持ってきたのはどうしてですか?

菊池:自分の言葉で伝えることって、簡単ではないじゃないですか。それっぽい言葉でもある程度は伝わると思うけど、もっと頑張って深いところまで掘って、的確な言葉を探したくて。そうやって見つけた自分の言葉は、広くは届かないかもしれないけど、深く届く人がいて、それをやり続けていきたいんです。

小谷:せっかくならいい気持ちを受け取ってほしいから、どう伝わるかは、やっぱり考えます。わかりやすさも大事だけど、ありふれていない言葉で伝えたいと思うんです。そのためには、自分の気持ちを紐解いていく作業が必要だから、誰かに伝えようとする行為を重ねていくと、好きの対象に対しての気持ちも大きくなるし、それを通して跳ね返ってきた自分について知ることもできる気がします。それによって「自分はこんなふうに思ってたんだ」「こういうものが好きなんだ」と感じられることってすごく嬉しいし、ちょっとした自信にもなります。

菊池亜希子&小谷実由の“好き”の伝え方。自分の言葉で、ありふれていない言葉で

Instagram企画「ルミネ荻窪で待ち合わせ」より。shop Mecanoで気になるアイテムを探す(詳細はこちらから)

「語らずとも好きなものをみんなが頭の上とかにぽわーんとか浮かべて歩いてたら、すごくいいなって思います」(菊池)

─逆に言葉にならなかったり、あえて言葉にしないでおく「好き」の気持ちもあったりしますか?

小谷:音楽とか映画の好きなシーンについては、「これ、最高!」っていう、その勢いだけのままにしておくことも多いです。もちろん理由を探せば出てくるんですけど、言葉にしてしまうのもちょっと野暮だなと思うときもあって。

菊池:わかる。たくさん書いたけど、全部消すこともあります。写真1枚で伝わることもあるし、もはやそれすらもいらないと思う瞬間もあって。以前にラジオ(InterFM『野菜をMOTTO presents スープのじかん。』)で、リスナーさんから「SNSのための文章を考えすぎたり、記録しなきゃと思って頑張りすぎてしまう」というコメントをもらって、すごくわかるなと思ったんです。SNSを日記代わりのように更新することで自分のなかに溜まったものを消化して日々過ごしてる人もいると思うし、私もそういう風に使ったりもするんですけど、「別に投稿しなくてもいいや」って思う瞬間もあって。誰かに見せなくても、経験は自分のなかに溜まっているから、「ああ、楽しかった」「好きだった」と思う気持ちだけでもいいんじゃないかなって。

─必ずしも言葉にすることだけが方法ではないですね。

菊池:吉田戦車さんのエッセイ漫画の中で、登場人物が着てるTシャツに、ストーリーにまったく関係ない言葉が書いてあるんです。「だんご虫」とか(笑)。そういう風に、語らずとも好きなものをみんなが頭の上とかにぽわーんとか浮かべて歩いてたら、すごくいいなって思います。

─たとえば目に付く持ち物に気になるステッカーが貼ってあったりすると、そこから話が広がったりしますよね。

小谷:まさに私だ。(芽ねぎのステッカーが貼られた私物のスマートフォンを取り出す)

─芽ねぎのステッカーは買ったんですか?

小谷:あまりにも好き過ぎて自分のグッズとしてつくりました(笑)。写真を撮って。

菊池:こういうきっかけがあると、心の距離がぐっと近くなりますよね。仲良くなれるか、なれないかというよりも、「それなんですか?」って聞ける。みんなそれぞれ好きで守りたいものがあるんだって、肯定したい気持ちになるし、それは誰にも侵されてはいけないものだと思います。

小谷:好きなものの楽しみ方はそれぞれだから、それによって嫌な思いをしてほしくないし、したくない。「好き」は守られるべきものだなと思います。

🫶ルミネ荻窪で待ち合わせ🛍️ 菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり

🫶ルミネ荻窪で待ち合わせ🛍️ 菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり

🫶ルミネ荻窪で待ち合わせ🛍️ 菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり

🫶ルミネ荻窪で待ち合わせ🛍️ 菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり

🍰京橋千疋屋(ルミネ荻窪 1F)

菊池さんがセレクトしたのは、1881年に創業された果物店、京橋千疋屋。名物スタッフの果物アドバイザー、小山さんに商品を説明していただきながら、「京橋ケーキサンド」(¥594)を購入しました。

菊池亜希子

カフェがある店舗に一人で行って贅沢したり、待ち合わせをしたりするんです。フルーツサンドを頼むことが多くて、ケーキサンドは今日が初めてです。佇まいは似てるけど、フルーツサンドとも違うし、ケーキとも違う。ありそうでなかったなと思いました。

クリームもスポンジも、果物を食べるためのサポーターみたいな感じで、果物が主役。果物の活きがよかったです(笑)。さっきお店の方に教えていただいたんですけど、縦に切ったとき断面が綺麗になるように計算して配置されていて。お店の方がなんでも説明してくださって、そういうお店でお買い物をするのは楽しいです。

京橋千疋屋

住所:167-0043 東京都杉並区上荻1-7-1ルミネ荻窪店1F
営業時間:ルミネ荻窪に準ずる
電話番号:03-3220-3077
Webサイト

🍓フランセ(ルミネ荻窪 1F)

小谷さんがおすすめするのは、「“果実”を楽しむ」をコンセプトにした洋菓子ブランドのフランセ。目移りしつつ、「果実をたのしむミルフィユ詰合せ(12個入)」(¥2,160)を選びました。

小谷実由

まずパッケージが大好きなんです。箱を開けたときにすごくカラフルだし、見た目と味の世界観が本当にマッチしていると思います。ミルフィユは子どもの頃から大好きで、食べてるときはいつも子どもの頃のことを思い出してしまう特別なお菓子。

味もいろいろあるので、季節のものを楽しめたりもするし、大きさもちょうどいいから、どんどん食べちゃう。もらったらめちゃくちゃテンションが上がるし、あげたくもなります。冷蔵庫で冷やして食べるのが好きです。

フランセ

住所:167-0043 東京都杉並区上荻1-7-1ルミネ荻窪店1F
営業時間:ルミネ荻窪に準ずる
電話番号:03-3220-5202
Webサイト

🤖2000toys高円寺店(高円寺)

続いて二人は、高円寺に移動。
菊池さんが紹介してくれた2000toys高円寺店は、約25年前にオープン。古くは1950年代以降の映画やアニメのビンテージアイテムをメインに扱っています。

棚の隅々までじっくり目を凝らして、菊池さんは『スター・ウォーズ』のキャラクター、イウォークのぬいぐるみを購入。こちらはかつてアメリカのディズニーリゾートで販売されていたものだそう。アルフのキーホルダーは20年くらい前のもの。缶バッジはおそらくなにかの大会の記念でつくられたものとのこと。

小谷さんは、全身がスパンコールで覆われたあざらしのぬいぐるみを購入。ビーンズぬいぐるみで知られるメーカー・Tyのもので、スパンコールシリーズの中の一体だそう。

菊池亜希子

夫が見つけたお店で、ときどき家族で来ています。自分が幼少期に見ていた映画やディズニーアニメのような、ポップカルチャーがすごく好きなんです。黙々と探すのが楽しいですし、友達を連れて行ったときに、みんながそれぞれ自分の好きなものの棚をチェックしているところを見てるのも面白いです。

私が生まれた80年代のものがもはやヴィンテージになっていて、値段がどんどん高くなっているんですけど、私はレアじゃなくて全然いいんです。たとえヴィンテージとしての価値がないものだったとしても、自分の物差しで「これだ!」というものを見つけ出すのが、本当に幸せです。

2000toys高円寺店

住所:166-0003 東京都杉並区高円寺南2-43-9 杉田ビル1F
営業時間:12:00〜21:00
定休日:水曜、第三木曜
電話番号:03-3312-6615
Webサイト

💿shop Mecano(中野)

中野で小谷さんが通うのは、自身の好きなニューウェーブや電子音楽に特化したCDやレコードが揃う、shop Mecano。2005年から変わらず中野ブロードウェイ内で営業中で、中古品と新作を半々で取り扱っています。音楽関係者や海外のバイヤーなどのお客さんも多いのだそう。小谷さんはピーター・バウマンのレコードを購入しました。

小谷実由

一番好きな音楽のジャンルが集まっているお店なんです。他のレコード屋さんではあまりたくさん扱っていないのですが、ここに来るとこのジャンルしかないから、私にとっては夢のような場所で。奥深いところに行けるし、可能性を広げられる感じがして、すごく好きです。

通えば通うほど新しい発見もあるし、「好きに終わりはない」ということを、そのままお店にされてるような場所だなと思います。今日買ったレコードも全然知らなかったけど、またここから知っていけるんだと思えるし、今日帰ってから聴くのが楽しみです。

shop Mecano

住所:164-0001 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウエイ3F
営業時間:12:00〜19:00
定休日:火曜・水曜
電話番号:03-3389-6311
Webサイト

👚菊池亜希子さん
コート¥71,500/YAECA(YAECA APARTMENT STORE☎︎03-5708-5586)、ドレス¥27,500/TADO(info@tado.ooo)、パンツ¥28,600/Hériter(https://www.instagram.com/heriter_official/)、その他スタイリスト私物

👚小谷実由さん
ノースリーブシャツ¥25,300、中に着たシャツ¥29,700、スカート¥33,000/以上全てJöICEADDED(joiceadded@gmail.com)、その他スタイリスト私物

菊池亜希子

1982年、岐阜県生まれ。
17歳でモデルとしてのキャリアをスタート。現在は俳優、エッセイ、イラスト、雑誌編集など活動は多岐に渡り、編集長をつとめたファッションムック「菊池亜希子ムック マッシュ」(小学館)は
シリーズ10作累計56万部を超える。今年2月には雑誌「リンネル」の連載エッセイをまとめた『へそまがりなわたしの、ぐるぐるめぐる日常。』(宝島社)が発売。
interfm「スープのじかん。」(毎週土曜日9:30~10:00)ではナビゲーターをつとめる。 現在配信中のドラマ「1122 いいふうふ」(Amazon Prime)に出演。

Instagram

小谷実由

1991年東京生まれ。14 歳からモデルとして活動を始める。
自分の好きなものを発信することが誰かの日々の小さなきっかけになることを願いながら、エッセイの執筆、ブランドとのコラボレーションなどにも取り組む。猫と純喫茶が好き。
通称・おみゆ。
著書に「隙間時間(ループ舎)」
J-WAVE original Podcast番組「おみゆの好き蒐集倶楽部」のナビゲーター。
J-WAVE「FAV COLLECT CLUB-OMIYUNO SUKI SHU SHU CLUB」ナビゲーター。

Instagram

ルミネ荻窪で待ち合わせ
菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり

中央線にゆかりのある方々が、ルミネ荻窪で待ち合わせして、街の魅力に出会う企画『ルミネ荻窪で待ち合わせ』。

今回は、モデル・俳優の菊池亜希子さんと、モデルの小谷実由さんが、
ルミネ荻窪を出発点に、館内や中央線沿いの街をぶらぶらと散歩しながらお気に入りのお店を紹介します。

お二人は、個性溢れる中央線でどんな魅力を見つけ出すのでしょう?
そして、“好き”なものをどんなふうに深めているのでしょう。
ほかの誰でもない、自分の”好き”に出会うきっかけになりますように。

菊池亜希子さん&小谷実由さんの“好き”を深める中央線めぐり│ルミネ荻窪Instagram

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