2025年9月号
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短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』 が9/26公開。出演は蒔田彩珠、碧木愛莉。茨城の田舎町に住む女子高生カップルの日常と別れを描く。「ちゃんと見といて。まだ私といる景色を」。洪先恵監督は「いつの間にか終わってしまった初恋を思って作った映画です」とコメント。
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「NOISY ZINE & BOOK」が9/20(土) 11:00〜18:00に下北沢BONUS TRACK広場にて開催。記号ではなく、剥き出しの言葉をわたしたちの手に取り戻す。わたしの一冊が、いつか出会うあなたとのコミュニケーションツールになる。 me and youも委託で参加します。
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展覧会『彼女たちのアボリジナル・アート』が9/21までアーティゾン美術館にて開催中。アボリジナル女性作家に焦点をしぼることで見えてくる、オーストラリア現代美術の現在地を、世代と地域を越えた7名と1組の作家から読み解いていく日本初の展覧会。
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加藤紗希と豊島晴香のユニット「点と」による映画『わたのはらぞこ』が公開中。疲れ切った主人公が旅先の人々との出会いにより、回復していく物語。長野県上田市の文化や福祉に感銘を受け、約1年のリサーチを経て作られた。音楽・音響デザイン・作詞は□□□の三浦康嗣。
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自炊料理家の山口祐加による『世界自炊紀行』が晶文社より刊行。「献立作りが苦痛」と自炊に悩むのは日本だけなのか、「世界の自炊」を取材。全世界12か国、24組の自炊事情を12種の自炊レシピと共に紹介する。同時代を生きる人々、それぞれの「自炊する意味」を問う。
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気候変動と暮らしをつなぐポップアップイベント「第二回 地球のため わたしのため」が9/13に下北沢BONUS TRACKで開催。第二回は、生活に側した実践的な場である「庭」をテーマに、マルシェやトークなどを通して見えなくなってしまった他者や生命との相互作用を可視化する。
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東京都現代美術館の『開館30周年記念展 日常のコレオ』が11/24まで開催中。ジェンダー規範に基づく家庭から美術館のような制度的空間、都市空間に至るまで、人々の営みや身振りに着目し、主体性の現れを探求する。15を超える国と地域のアーティスト約30組が参加。
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「こどくにおどるクィアのつどい 5」が9/6に小岩BUSHBASHで開催。VÏVÏ/三冬/DJ WARCLAYの3名のクィアDJが参加。80年代のアメリカで黒人、そしてゲイとしてAIDSと共に生きた人々の記録映画『タンズ アンタイド』の上映会、パンフレットジンの発売も。
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武田砂鉄『「いきり」の構造』が朝日新聞出版から刊行。「従順」か「居丈高」か。世の中に蔓延る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、疲弊した社会の問題点を掴まえる。社会、“私”という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせる。
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イ・ランが10人編成のフルバンドで9/27、28に東京キネマ倶楽部にて来日公演を開催。イ・ヘジとのインティメイトな編成での名古屋(9/30)、京都(10/1)、東京(10/3)での追加公演も。愛と生きることへの肯定と疑問を同時に投げかける。ニューシングル『SHAME』もリリース。
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映画『タンゴの後で』が9/5公開。大胆な性描写が反響を呼んだ映画『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972)の舞台裏にあった出演女優の葛藤と怒りを描き、エンタテインメント業界における権力勾配や搾取といった問題に切り込む。主演は『あのこと』のアナマリア・バルトロメイ。
2024 © LES FILMS DE MINA / STUDIO CANAL / MOTEUR S’IL VOUS PLAIT / FIN AOUT
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『九月と七月の姉妹』が9/5公開。10カ月違いで生まれ、幼い頃から常に一心同体だった姉妹、セプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は支配関係にありながら、お互いのほかには誰も必要としないほど強い絆で結ばれている。原作はデイジー・ジョンソンによる同名小説。
© Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation,ZDF/arte 2024
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アンドレア・アーノルド監督作 『バード ここから羽ばたく』が9/5公開。日常が色づいた、魔法のような4日間。父と暮らし、やり場のない孤独をつのらせていた少女ベイリーは、ある日、謎の男“バード”と知り合い……。 16mmフィルムとスマホのデジタル映像を組み合わせた。
© 2024 House Bird Limited, Ad Vitam Production, Arte France Cinema, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Pinky Promise Film Fund II Holdings LLC, FirstGen Content LLC and Bird Film LLC. All rights reserved.
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ウェス・アンダーソン最新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』が9/19公開。架空の大独立国フェニキア。 6度の暗殺未遂を生き延びたヨーロッパの大富豪ザ・ザ・コルダは資金調達のため、疎遠になっていた娘で後継人の修道女リーズルとともに旅に出るが……。
© 2025 TPS Productions, LLC. All Rights Reserved.
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ベルリン国際映画祭で最高賞を受賞したノルウェーのダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督作『DREAMS』が特集上映「オスロ、3つの愛の風景」で『LOVE』『SEX』と共に9/5から公開。「愛」「性」「恋」にまつわる人間のおかしみを、オスロの風景と共に描き出した珠玉の物語。
©Motlys
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『テイク・ミー・サムウェア・ナイス』が9/13公開。母と自分を置いて母国に帰った父が入院したとの知らせを受け、一人オランダからボスニアへ。少女でも大人でもないアルマの”自分探し”の旅が始まる。監督のルーツを主人公に色濃く反映した長編デビュー作。
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『ふつうの子ども』が9/5公開。『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』の監督・呉美保と脚本家・高田亮が3度目のタッグ。10歳の上田唯士を主人公に、恋アリ、冒険アリ、“環境活動”アリの、現代を生きる子どもたちの日常を描く。いつだって、世界は「好き」でまわってる。
©2025「ふつうの子ども」製作委員会
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