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2025年3月号

カルチャートピックス

3月、弥生、March! ほんの少しあたたかな風に、芽吹く木々の匂いが混じるようになってきました。今月チェックしたい映画・ドラマ・本・音楽・展覧会・イベントなどをme and you編集部が選んでお届けします。随時更新! このコーナーにリリース情報や展示情報などを送りたい場合は、こちらからどうぞ。

青葉市子『Luminescent Creatures』

青葉市子の最新アルバム『Luminescent Creatures』が2/28リリース。国内外から高い評価を得た前作アルバム『アダンの風』(2020年)に続き、共同制作者に梅林太郎を迎えた11曲入り。アナログ・デジタル・CDで全世界同時リリース。

クレプスキュール フィルム レトロスペクティブ

『WANDA ワンダ』『私、オルガ・ヘプナロヴァー』『ヒューマン・ポジション』など、小さな配給会社クレプスキュールが配給した全6作品をレイトショーで一挙上映する「クレプスキュール フィルム レトロスペクティブ」が3/22〜4/18にシアター・イメージフォーラムで開催。

イヴ・バビッツ『ブラック・スワンズ』

「誰かの飾りではなく、自分自身がアートになるのだ」。鋭い観察眼とキレのあるユーモアでジョーン・ディディオンとならび称される作家、イヴ・バビッツ。L.A.を行き交う友人たちをモデルに描いた短編集『ブラック・スワンズ』が左右社から刊行。訳者は山崎まどか。

成定由香沙『Over My Head・あたまの上で』

成定由香沙の個展『Over My Head・あたまの上で』がCALM & PUNK GALLERYで3/16まで開催。大きすぎるがゆえに触知ができない吃緊の社会問題や集団的なトラウマに対して、いかにして、建てられていない/すべてを視認することができないものを通して、我々が想像できるのか。

『その花は夜に咲く』

アッシュ・メイフェア監督作『その花は夜に咲く』が3/21公開。1998年のサイゴンを舞台に、トランスジェンダーの歌手とボクサーの愛の軌跡を描く。監督自身の経験や記憶、当事者である友人がモデル。主人公・サン役はトランスジェンダー当事者で映画初出演のチャン・クアン。

ⓒAn Nam Productions, Đông A Films, Akanga Film Asia, Bitters End, Mayfair Pictures

『レイブンズ』

マーク・ギル監督作『レイブンズ』が3/28公開。写真家・深瀬昌久と、彼の最愛の妻にして被写体であった洋子との50年にわたる複雑かつ普遍的な物語を、実話とフィクションを織り交ぜながら描いた作品。出演は、浅野忠信、瀧内公美、他。

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me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

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