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2025年1月号

カルチャートピックス

1月、睦月、January! 新しい年のはじまりです。今月チェックしたい映画・ドラマ・本・音楽・展覧会・イベントなどをme and you編集部が選んでお届けします。随時更新! このコーナーにリリース情報や展示情報などを送りたい場合は、こちらからどうぞ。

『蝶の渡り』

ジョージアを代表する女性監督ナナ・ジョルジャゼ作、映画『蝶の渡り』が1/24公開。ジョージア独立のために闘った若者たち。その27年後、古びた家の半地下に集まるのは?戦争の痛みやディアスポラ(民族離散)の悲しみをも、ジョージア独特の「陽気な悲劇性」で描ききる。

©STUDIO-99

恵比寿映像祭2025『Docs ―これはイメージです―』

「恵比寿映像祭2025『Docs ―これはイメージです―』」が1/31〜2/16の15日間にわたって開催。総合開館30周年記念となる今年は、メディアの変容に着目し、幅広い作品群をイメージと言葉からひも解くことで、あらためて「ドキュメント/ドキュメンタリー」の再考を試みる。

mouhen『季節と気分』

ハンドメイドのセーター屋mouhenによる個展『季節と気分』が、1/24〜27に代々木上原・April Shopにて開催。好きな季節の風景、見てみたい色など、編みたいように編んだセーター。「季節も気分も毎日変わるように、私もセーターも日々移ろい変わっています」

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』

ペドロ・アルモドバル監督作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』が1/31公開。重い病に侵され、治療を拒み安楽死を望むマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいと頼む。

『親密な場所で、すこしだけ』

展示室gururiで、2/7から2/9まで『親密な場所で、すこしだけ』が開催。縫いぐるみ作家のそぼろ、Candlelightのアリサ、me and youの竹中・野村が言葉などの展示を行う。2/7にはトーク「お気に入りの縫いぐるみについてしゃべろう!」「文通的距離感”について考えるトーク」も。

安藤晶子『Intimate Voices』

安藤晶子による個展『Intimate Voices』が1/11〜2/9に東京・LEESAYAで開催。なにかを純粋に美しいと感じられる自分に気づくことで日々救われている、と話す作者が、日常のふとした瞬間に焦点を当てる。手作りのトートバッグやzineの販売も。

『exPoP!!!!! 中央線特別篇』

2/6に荻窪The Top Beat Clubで入場無料のライブイベント『exPoP!!!!! 中央線特別篇』が開催。me and youが企画・制作や審査員として関わるルミネ荻窪によるオーディション企画『中央線芸術遭遇』で選出されたcat meows、ALAN、井上杜和バンド、レースモニター、冴夜が出演。

清原惟『七つの合図、夢の中で』

清原惟初のレトロスペクティブ『七つの合図、夢の中で』が1/17〜30に開催。『わたしたちの家』や『すべての夜を思い出す』を始めとする長編3作、短編4作を上映。「積り重なる記憶、息づく街の声、そして、誰かの心をかすかに、しかしたしかに灯す合図――」

果てとチーク『きみはともだち』

果てとチーク『きみはともだち』が1/16〜19にアトリエ春風舎で上演。ある”相談”をきっかけに、幼馴染同士とその恋人の関係が徐々に軋み始める。わかりあえないまま、それでも友達でいることの、尊く辛い”終わらなさ”を描く。1/19 13:00回のアフタートークに野村由芽が登壇。

『エマニュエル』

ノエミ・メルラン主演の映画『エマニュエル』が1/10公開。『あのこと』のオードレイ・ディヴァン監督が『エマニエル夫人』をリメイク。時は現代、舞台はセレブが行き交う高級ホテルの非日常的空間。自分の欲望を見失ったエマニュエルが追い求める〈真の快感〉とは?

草野庸子『SCALES』

草野庸子の写真展『SCALES』が1/15まで六本木・SPROUT CURATION 1006で開催中。「SCALES」は鱗を意味する。シルバーとゴールドを使用した2種類のデュオトーンのプリントは、角度によって鈍く光り、見る時間によっても印象が変わる。

ポウジュ『リタの教育』 『オレアナ』

演出家の稲葉賀恵、翻訳家の一川華による「翻訳」という営みを探求するユニット・ポウジュ。第一弾公演である 『リタの教育』 『オレアナ』の二作同時新訳が1/11~19にシアター風姿花伝で上演。いずれも男性教授とその教え子が織りなす二人芝居で、湯川ひな、大石継太が出演。

『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』

映画『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』が12/27公開。2003年、カナダの田舎町で暮らすローレンスは映画が生きがいの高校生。社交性がなく周囲の人々とうまく付き合えない彼は、大学で生活を一新することを夢見て地元のビデオ店でアルバイトを始め……。

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me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

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