2023年9月号
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タケシタトモヒロ初の個展『Across the United States』がTOTEM POLE PHOTO GALLERYにて9/15まで開催。同名写真集の出版も。瞬時に世界中の情報へアクセスできる現代において、身体性の伴う経験から得られるものを再確認するように辿った約40日間のアメリカ横断の記録。
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武田砂鉄『なんかいやな感じ』が講談社から9/28発売。『父ではありませんが』などで知られる1982年生まれの著者が、物心ついてから今までの、遠くで起きていたことや近くで起きていたことをふり返る。この社会に染み込んでいる「いやな感じ」を見つめようとした記録。
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青葉市子の自主レーベルhermineが持続可能な日々を目標として主催する『Remolino Project』の第一弾が9/17発売。YUKI FUJISAWAとのコラボレーションで、古着に箔押しを施したアイテム。林響太朗によるメイキング映像も公開中。
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「『夜明けに、月の手触りを』から、展 ~2023東京編~」が9/17に開催。東京で暮らす5人の20代後半女性たちを描いた10年前の戯曲を通して、社会の変化や現在地を見つめ、言葉を交わす。出演は、安東信助、有吉宣人、里内伽奈、端田新菜、平野鈴。
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生活に密接に寄り添う「音楽」を介し「社会性・政治性」を新たに見出すイベントプロジェクト『Candlelight』の第一回が11/21にShibuya WWW Xにて開催される。さらさ×Homecomingsの初共演、中嶋元美とKuniyによるライブ手話パフォーマンスとMC手話通訳も。
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音楽を聞いたときに自分の中に浮かぶ色彩や形、情景を五線譜の上に描き出すアーティスト、小林紗織。彼女の展示『project N 91 小林紗織』が東京オペラシティ アートギャラリーで9/24まで開催。《日常の彼方 #1》《私の中の音の眺め》などの「スコア・ドローイング」を展示。
撮影:髙橋健治
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参加者と墨田区のまちを歩き、そこでの気づきをもとに野木青依とMC.sirafuが即興演奏をするイベント『すみだのかたち さんぽとライブ』が9/2,9に開催。11月には参加者が撮影した写真などで構成した展示とライブの開催も予定。
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小林美香著『ジェンダー目線の広告観察』が9月7日発売。コンプレックスを刺激する美容・脱毛広告、バリエーションの少ない「デキる男」像……巷にあふれる広告を読み解き、「らしさ」の呪縛に抵抗する1冊。
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東アジアのクィアカルチャーをみつめるイベント『道をつくる 2023』が9/23,24に開催。近年東アジアのクィアがようやく可視化されはじめたものの、60代以上のクィアはどのような人生を生き、時代の変化をどのように考えるのか。映画の上映やトークを通して世代を超えたつながりの場を作る。
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女性のためのクラブイベントSorry Grrrls Onlyが9/2に開催。クラブで受けた性被害の経験から、すべての女性が安全で楽しく過ごせるよう企画された。会場はBloody Angel Dougen Tong 渋谷。アートやグッズ、ZINEの販売の他にも、本と音楽に関するアイテムのセカンドハンドも。
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