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2022年6月号

カルチャートピックス

6月、水無月、June! 梅雨の季節。雨の日もたのしみながら、今月チェックしたい映画・ドラマ・本・音楽・展覧会・イベントなどをme and you編集部が選んでお届けします。随時更新! このコーナーにリリース情報や展示情報などを送りたい場合は、こちらからどうぞ。

八木莉可子写真集『Pitter-Patter』

『ポカリスエット』のCMでも注目を集めた八木莉可子の初写真集『Pitter-Patter』が青幻舎より発売。17歳から20歳を迎え、今に至るまでの約3年半を石田真澄が切り取る。写真を見て「自分のことがちょっと好きになる」と石田に話したという「プライベートの私」が映る写真集。

植本一子・滝口悠生『往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ』

植本一子と滝口悠生による『往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ』。2021年11月から2022年4月にかけて8往復した手紙のやりとり。書くこと、誰かと生きること、ひとりになること。約7万字、164ページの完全書き下ろし。武田砂鉄による寄稿も。

小谷実由『隙間時間』

小谷実由初のエッセイ集『隙間時間』がループ舎より刊行。20代おわりから30代のはじまりにかけてNAOT JAPANで3年間連載したエッセイを中心に、書き下ろしエッセイ、録り下ろしインタビュー、撮りためた写真も多数収録。ブックデザインは祖父江慎、表紙は愛猫のしらす。

山内マリコ『一心同体だった』

『ここは退屈迎えに来て』『あのこは貴族』などを発表した山内マリコによる4年ぶりの小説『一心同体だった』が光文社より刊行。10歳~40歳の女性同士の友情がロンド形式でつながる「わたしたちの平成30年史」。CLASSY.で連載した作品をコロナ禍に一から書き直したという8編の連作短編集。

『ベイビー・ブローカー』

是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』が6/24公開。主演にソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)らが出演。〈赤ちゃんポスト〉で出会った人々の物語。『第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門』で最優秀男優賞&エキュメニカル審査員賞を受賞。

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配給:ギャガ

ギャルズPOP UP curated by ザ・フー

アーティスト・コレクティブ「ザ・フー」キュレーションによる『ギャルズPOP UP』を阪神梅田本店で開催。ジェンダー、身体、DIYをテーマに13組のクリエイターがZine、コスメ、古着、アクセサリーなどのプロダクトを出展。ワークショップ「わたしの困りごとを表現する旅」も。

『すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集』

ルシア・ベルリンの新邦訳作品集『すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集』が講談社より刊行。『掃除婦のための手引き書』の底本である短編集『A Manual for Cleaning Women』より「虎に噛まれて」「B・Fとわたし」などの19編を収録。翻訳は岸本佐知子。

『スープとイデオロギー』

ヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』が6/11に公開。一人の女性の生き様を通して、国家の残酷さと運命に抗う愛の力を描き出した作品。「タイトルには、思想や価値観が違っても一緒にご飯を食べよう、殺し合わず共に生きようという思いを込めた」(ヤン・ヨンヒ)http://google.com

『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』

芸術家としてヴィジュアル・アートに革命をもたらし、環境問題などの社会活動にも取り組んできたブライアン・イーノによる音と光のインスタレーション展『BRIAN ENO AMBIENT KYOTO』。築90年の歴史ある建築物「京都中央信用金庫 旧厚生センター」で6/3から8/21まで開催。

Angel Olsen『BIG TIME』

♫Angel Olsen『BIG TIME』がリリース。「『この人生は一時的なものであり、過去にこだわる必要はない。動き続け、自分と呼応する人達を探し続け、どんなトラブルよりも寛大で大きな瞬間に気づくことが大切だ』と自分自身に思い出させるために書いた」という「Through The Fires」など。

『私のはなし 部落のはなし』

「部落差別」の起源と変遷から、根強く残る差別の現状までを丸ごと描いた、いまだかつてないドキュメンタリー映画『私のはなし 部落のはなし』が上映中。監督は満若勇咲、プロデューサーは大島新(『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』)。

『POETRY BOOK JAM』

詩の朗読と、本の野外フェス『POETRY BOOK JAM』が、6/3(金)に上野水上音楽堂にて開催(17時半開演)。入場無料、カンパでの運営となり、収益の一部はUNHCRに寄付し、ウクライナでの戦争による難民・避難民の保護と支援活動にあてられる。生配信あり。

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me and youの竹中万季と野村由芽が、日々の対話や記録と記憶、課題に思っていること、新しい場所の構想などをみなさまと共有していくお便り「me and youからのmessage in a bottle」を隔週金曜日に配信しています。

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売上の一部は、パレスチナと能登半島地震の被災地に寄付します。

※寄付先は予告なく変更になる可能性がございますので、ご了承ください。

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