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2022年7月号

カルチャートピックス

7月、文月、July! 夏のはじまり、今月チェックしたい映画・ドラマ・本・音楽・展覧会・イベントなどをme and you編集部が選んでお届けします。随時更新! このコーナーにリリース情報や展示情報などを送りたい場合は、こちらからどうぞ。

『Maybe!』vol.13

「わかりあえなくなるまえに、愛を知り、愛を伝えよう」。『Maybe!』vol.13(小学館)の特集は『ビッグラブ』。根本宗子×東佳苗の対談や、最果タヒの書き下ろしエッセイの他、ロシアやジョージア、沖縄出身の人々と戦争について考える企画も。二階堂ふみのインタビューも掲載。

『戦争と女の顔』

🎬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』が原案の映画『戦争と女の顔』が7/15に公開。終戦直後のレニングラードでPTSDを抱えながら働く元女性兵たちの生と死の闘い。戦争を知らないスタッフ、キャストらが今も起こっている戦争の恐ろしさを伝える。

安藤晶子『First Light』

🖼️作品制作の傍ら、挿絵や本の装画、CDのアートワークなど、幅広く制作活動に取り組んでいる作家、安藤晶子の展覧会『First Light』が目黒川沿いのショップNEWTCITYにて7/4から10まで開催。近年、取り組んでいる油彩による新作群を発表するそう。共催はLEESAYA。

ヴァージル・アブロー『ダイアローグ』

📚創造の可能性を探求しつづけたヴァージル・アブロー『ダイアローグ』がアダチプレスから刊行。オフ‐ホワイトを設立し、ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナーに就任。2021年11月に急逝した彼が遺した2016年から21年までの主要な対話9本を、日本オリジナル編集で翻訳。訳者は平岩壮悟。

『here and there vol.15 belonging issue』

📚林央子が編集する『here and there vol.15 belonging issue』が発売。林がコロナ禍とイギリス留学を経た感覚から、帰属意識/belonging/ここにいたい場所/心地よい場所をテーマに人や場所をつなぐ。スーザン・チャンチオロ、エレン・フライス、アマリア・ウルマンなどが参加。

『百年と希望』

🎬日本共産党が歩んできた百年の歴史と、それを受け継ぐ若き世代を映した1年間を記録した『百年と希望』が上映中。監督は2010年代から日本の社会運動を撮り続けてきた西原孝至。「経済格差、ジェンダー平等、気候危機…この国の数多くの課題に対して、政治は何ができるのか」

#投票ポスター2022

💘現状約50%という低い投票率を少しでも改善するため、よりよい未来へとつながる変化を求め、多様なポスターを通して参議院議員選挙への投票や対話を呼びかける「#投票ポスター2022」が実施中。平山みな美、惣田紗希、岡あゆみによるチーム「表現と政治」が企画運営。

beabadoobee『Beatopia』

♫8月にサマーソニックにて初来日を予定しているbeabadoobeeのセカンドアルバム『Beatopia』がDirty Hitから7/15にリリース。彼女自身が7歳の頃から抱き続けているファンタジックでパーソナルな空想の世界を表現しているそう。日本盤にはボーナストラックも収録。

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